選手編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:52 UTC 版)
中学3年生の時、進路指導の紙の志望高校を書く欄に「第一希望 ブラジル」と書いて、教師から激怒された。この件について「当時既にブラジルに行く以外考えていなかったので、高校名を書くわけにはいかないと思ったから」と『ジャンクSPORTS』出演時に語っている。 契約金の良さにブラジルから帰国したと語っていたが、実はラッシャー板前の家に居候という経済的に困窮していたことを浅草キッドに『ジャンクSPORTS』で暴露された。 平成末期、2015年4月12日放送のTBS「サンデーモーニング」でスポーツ解説者の張本勲が、当時大ベテランの域に達していた三浦(当時48歳)に対し「カズファンには悪いけど、もう辞めたほうが良い」とコメント。それに対して三浦は、「激励と前向きに受け取っている」と大人の反応を見せた。それに対して張本は4月19日の放送で「カズにあっぱれ!普通なら文句をつける。それを先輩からの助言と受け止める。男らしい、腹が据わっている」と絶賛した。 2017年は、背番号11にちなみ、1月11日11時11分に横浜FCのクラブ公式サイトで契約を延長したと発表された。この年の開幕日は誕生日の2月26日であり、開幕と同時に50歳となり初の50代Jリーガーとなる。しかし、本人は冷静に「49歳から1つしか年をとっていない。実際は数字的なもので大した変化はない」「少しずつ全部が衰えていくのが普通。でもサッカーは11人の連動。基礎体力と技術があれば組み合わせ次第で新しい自分が見せられる、ゴール前の動き次第で点が取れる」と述べている。この契約更新はイタリアの大手スポーツ紙『コリエレ・デッロ・スポルト』など世界でも報じられ、イケル・カシージャスが「僕は40歳までプレーしたいと思っているよ。でもこれを読んでいたら50歳までプレーしたいと思った。なんて素晴らしいんだミウラ!」とTwitterに投稿した。なお、この発言をしたカシージャス自身は40歳を迎える前の2020年に引退している。 ブラジルでプロ入りした直後にプーマとシューズの契約を締結し、以後サッカーの試合では全てプーマのシューズを着用している。ただしフットサル日本代表では全員がアディダス製シューズを履く契約となっていたため、日本サッカー協会がプーマと直接交渉した結果、カズもアディダス製を履くこととなった。ちなみにシューズに「カズモデル」というものは存在せず、刺繍などを除いては市販品と全く同じスペックのものを履いている。 平成元年はブラジルでプロ選手としてプレーし、平成最後となる2019年も横浜FCでプロ選手としてプレーしたため、平成30年間唯一プロとしてプレーし続けた日本人選手となった。
※この「選手編」の解説は、「三浦知良」の解説の一部です。
「選手編」を含む「三浦知良」の記事については、「三浦知良」の概要を参照ください。
- 選手編のページへのリンク