適性・技能の導入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 04:58 UTC 版)
「信長の野望・天翔記」の記事における「適性・技能の導入」の解説
本作より武将に兵科適性及び技能が設定された。これにより各武将が更に個性化された。 兵科適性は「足軽」「騎馬」「鉄砲」「水軍」があり、それぞれ6段階(S、A、B、C、D、E)のランクが設定されている。 足軽 一斉攻撃が実行可能。ただし移動してからの一斉攻撃は不可。攻城戦においては城壁・堀への侵入が可能。 騎馬 移動してからの突撃が可能。野戦では非常に高い機動力を誇るが攻城戦ではその機動力は失われる。 鉄砲 鉄砲による間接攻撃が可能。鉄砲適正に応じて攻撃力が高くなりかつ射程が広がる。本丸・櫓に陣取るとさらに射程が伸び、天候の影響を受けない。但し移動してからの鉄砲攻撃は不可。攻城戦においては足軽隊同様、城壁・堀への侵入が可能だが、城壁への侵入は足軽隊より成功率が落ちる。野戦・攻城戦共に雪・雨の時、さらに攻城戦で堀にいる場合は砲撃が出来ない。 水軍 海戦時の強さを表し、適正に応じて海上での移動範囲や攻撃力が上昇する。また適正の高い武将は攻撃時に敵船を沈没させることがあり、沈没した部隊は残り兵士数に関わらず消滅する。 技能には次の種類がある。 挑発 戦争時は敵を挑発混乱させ、数ターン操作不能(挑発した相手を攻撃に向かう)する。相手が離れた所にいても可能で智謀が高いと範囲が広がる。本丸にいる相手を挑発して移動させた後本丸を占拠するという被害を最小限に抑えての領土拡大も可能。平時にも他勢力の大名(軍団長)が攻撃対象としている城を指定する「合戦誘発」が使用可能。 焼討 戦争時は火攻が可能になる。平時にも他勢力の城防御度を下げる「焼き討ち」が可能になる。 弁舌 戦争時は鼓舞を掛けた時に周囲の部隊ともども士気を上げられる。平時には物資の売買や調略・外交に有利になる。 流言 戦争時は隣接した敵を混乱させ、数ターン操作不能かつ攻撃力・防御力を低下させる。まれに大混乱にする事もある(敵味方構わず攻撃)。平時には他勢力の家臣の忠誠度を下げる「流言飛語」が使用可能。 煽動 戦争時は煽動が1部隊に1回限り(後述のように籠城戦の場合は例外あり)使用可能になる。何が起こるかは分からない。平時には他勢力下の城の民忠を下げる「一揆煽動」が使用可能。 流出 戦争時は臨時徴兵ができる(ただし足軽部隊時のみかつその戦争につき1回のみ。後述のように籠城戦の場合は回数に例外あり)。平時には他勢力下の城の民を自勢力下の城に引き入れる「住民流出」が使用可能。民衆への施しの際、効果に補正が掛かる。 暗殺 戦争時にも平時にも武将の暗殺ができる。戦争時は1部隊につき「暗殺」が成功した場合その戦争では「暗殺」が使えなくなるが、籠城するともう1部隊暗殺可能で、全滅させた後ももう1部隊暗殺可能で、煽動、流出にも適用されている。(但し、使用可能回数は1回にしか増えない) 一喝 戦争時に隣接する敵・味方全てを1マス先に跳ね飛ばせる。城郭を跳び越えさせることも可能。平時には訓練の際、効果に補正が掛かる。また調略時に相手との相性が良ければプラス補正が、悪いとマイナス補正が掛かる。 騎鉄 隠し技能。騎馬鉄砲隊が組めるようになる。(伊達政宗などが所有する。通常版では講義、実戦では習得することが不可能となっているが、後述のパワーアップキット版では教育により習得もできる。) 兵科適正・技能の導入により、単純な能力値の高低のみで武将の優劣を判断する事が難しくなった。これらを活用することにより形勢を大きく逆転させることも可能である、また適正・技能共に教育や戦闘によって成長、新たに習得する事がある。
※この「適性・技能の導入」の解説は、「信長の野望・天翔記」の解説の一部です。
「適性・技能の導入」を含む「信長の野望・天翔記」の記事については、「信長の野望・天翔記」の概要を参照ください。
- 適性・技能の導入のページへのリンク