過去の怪獣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:17 UTC 版)
イブ MM6。龍のような形状をした怪獣で、1962年にバルト海に出現し、150人を殺害した。名称は発見者の名前から取られた物である。元ネタは『冷凍凶獣の惨殺』に登場したレプティリカス。 ユージン MM8。爬虫類型の怪獣で、1952年にアイルランド沖に出現し、見世物にされていた子供を取り戻すべくロンドンを襲撃してビッグベンやタワーブリッジを破壊し、死者4000人を出す20世紀ヨーロッパ最大の怪獣災害を引き起こした。元ネタは『怪獣ゴルゴ』に登場したゴルゴ。 レイ MM5。爬虫類型の怪獣で、1953年にアメリカ東海岸に襲来し、最終的には米軍によって古い遊園地に誘導され、ナパーム弾攻撃によって倒された。元ネタは『原子怪獣現わる』に登場したリドサウルス。 グレン MM4.7。巨人型の怪獣で、1957年にネバダ砂漠に出現した。米軍による人体実験によって誕生したものと言われており、そのためか米軍によって記録された映像は未だ開示されていない。元ネタは『戦慄!プルトニウム人間』に登場したグレン・マニング中佐。 アリソン 巨人型の怪獣で、MMは不明。映像が撮影される前に死亡した。元ネタは『妖怪巨大女』に登場したナンシー・アーチャー。 アーノルド 巨大なタランチュラのような姿をした怪獣、MMは不明。グレンと同様に軍の巨大化実験の実験体が逃亡した物であるという。元ネタは『世紀の怪物 タランチュラの襲撃』に登場したタランチュラ。 ニワヒ イースター島に生息していた怪獣。MMは不明。1969年に日本万国博覧会の展示品として日本に持ち込まれていた石像を追って日本に上陸した。元ネタは『ガメラ対大魔獣ジャイガー』に登場したジャイガー。 アザラス MM7。南極に住むゾウアザラシのような顔の冷凍怪獣。1960年代に昭和基地の観測隊が目撃したが、写真やその後の目撃情報が無いため、現在では存在が疑問視されている。 ネイサン 1957年に出現したカマキリ型怪獣。MMは不明。 怪獣1号 固有名「アギャーラ」 羽毛の無い大きな翼と歯を持つ飛行怪獣で、固有名はスペイン語で「鷲」。MMは8級で、残されたDNAを鑑定した結果、爬虫類や鳥類ではない「怪獣類」としか分類できない生物であることが判明した。 1995年1月6日、怪獣2号「ミラ」と共に淡路島上空に出現。自衛隊の対応が遅れる中、ミラと戦いつつ神戸市・尼崎市・宝塚市・西宮市・芦屋市などを蹂躙し、阪神地区に大規模な怪獣災害をもたらしたのち、ミラに倒された。この二体による被害者は神戸市のみで4000名にものぼる。 この怪獣災害は現実世界の阪神淡路大震災にあたる。『MM9』から言及はされており、『―destruction―』にて初めて固有名が明かされた。なお、テレビドラマ版で同様の怪獣災害を引き起こしたとされる「スカイウォーカー」との関連性は不明。 怪獣2号 固有名「ミラ」 過去の怪獣として言及。光のリングを纏った飛行怪獣で、目撃者の証言によると、蛇のような首を有しているという。火炎攻撃を行う能力を持つ。固有名はラテン語で「不思議なもの」。 1995年1月6日に怪獣1号「アギャーラ」と共に阪神地区に出現。阪神地区を蹂躙しながらアギャーラと交戦し、アギャーラを倒したのち逃げ去った。 その他の詳細は上記の「怪獣13号 固有名「カガミ」」の項を参照のこと。 この他にも名称不明の怪獣が複数普及されている他、かつて出現した牛御前や神社姫などの大型の妖怪や、モケーレ・ムベンベなどのUMAも怪獣に分類されている。
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