通勤・通学圏としての仙台経済圏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 14:43 UTC 版)
「仙台経済圏」の記事における「通勤・通学圏としての仙台経済圏」の解説
仙台経済圏は、通勤・通学圏としても定義することができる(「大都市への通勤・通学人口図」総務省統計局)。他の市町村から仙台市への通勤・通学者約13万人であり、そのうちの25%以上は仙台市の10%都市圏の外からの通勤・通学者である(2000年)。(仙台市への通勤・通学による流入人口は、合計 130,819人。 うち「10%都市圏の外」からの流入は 32,827人) 「仙台市への通勤・通学人口」(地図) 10%都市圏の外にある主な都市から仙台市への通勤・通学(2000年) 都市 流入 流出 距離 鉄道 高速バス ETC 古川市 2,883 人 1,261 人 43km 新13分、1,255円 約60分、750円 28分、650円 石巻市 2,593 人 1,192 人 50km 快64分、 526円 約60分、700円 39分、950円 白石市 1,982 人 632 人 45km 新15分、1,184円 - 25分、500円 角田市 1,600 人 472 人 40km 45分、622円 - (複数経路) 福島市 1,551 人 681 人 80km 新27分、1,594円 約70分、650円 46分、950円 山形市 1,418 人 1,054 人 60km 快65分、 655円 約50分、682円 41分、800円 ※古川市 は、周辺自治体と合併して現在は大崎市 となっている。 ※古川市(現・大崎市)・白石市・福島市には東北新幹線の駅がある。 ※新=新幹線。快=快速。 ※「鉄道」は最速の路線で1ヶ月通勤定期券を平日22日分×往復=44回分で割った1回分。「高速バス」はおおよその時間で片道回数券料金。ただし、定期券がある山形線は「鉄道」と同じ計算法。「ETC」は高速道路部分の時間で、ETC通勤割引が適用される路線はその料金を斜体 で示す。 ※ 高速道路の仙台側ICは、石巻市発が仙台東IC、それ以外は仙台宮城IC。石巻市発では、三陸自動車道の石巻河南IC - 鳴瀬奥松島ICが無料区間、鳴瀬奥松島IC - 仙台港北ICがETC割引制度なしの区間、仙台港北IC - 仙台東ICがETC通勤割引適用区間(社会実験)。 仙台市への通勤・通学(2000年) 仙台市へ流入 仙台市から流出 合計 130,819 人 48,823 人 宮城県内他市町村 119,193 人 43,146 人 他県 11,626 人 5,677 人 うち 福島県 4,596 人 1,584 人 うち 山形県 2,738 人 1,485 人 うち 岩手県 1,788 人 764 人 福島県中通り北部と仙台との間には、東北新幹線・東北本線・東北自動車道・国道4号、福島県浜通り夜ノ森以北と仙台との間には常磐線(福島原発事故により特急が運休となっていたが2020年3月のダイヤ改正で復活)・国道6号などの交通がある。山形と仙台との間には、従来の仙山線(快速まで)と国道48号・国道286号に加えて、山形自動車道と高速バスの利用が可能となった。
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