貫庭玉家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 00:31 UTC 版)
「クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」の記事における「貫庭玉家」の解説
貫庭玉サキ(ぬばたま サキ) 春日部に引っ越してきた少女。冷淡で、誰に対しても高圧的かつ横柄な態度を取り、チーターこと河村達と喧嘩する程に勇気もあるが、本質は優しい子供である。過去に友達を傷つけてしまったことがあったため、誰かを傷つけるのが嫌な故に冷淡に振る舞っていたが結果的にはしんのすけ達に助けられている。母の死後は父子家庭となっており、父である夢彦と二人暮らしであるが、母であるサユリからもらった獏のぬいぐるみを大事に持っている。 後に父親の発明によって一時は悪夢を見ずに済んだものの、ユメルギーが無くなる度に新しいユメルギーを求めてあっちこっちを転々とするようになる。 ふたば幼稚園に転入してきた当初はしんのすけ達に冷たい態度を取っていたが自分を仲間と思ってくれるカスカベ防衛隊に動揺し、今回のことがバレた際、悪夢の世界に追放された4人とわだかまりができてしまう(しんのすけは偶然ひまわりの口に入ったおかげで追放されずに済んだ)。それでも諦めずに友達として自身を元気付けようとするしんのすけの姿を目の当たりにしたことで徐々に心を開くと同時に信頼するようになり(しんのすけを「しんちゃん」と呼ぶようになった)、終盤では悪夢に立ち向かうことを決意。しんのすけと共に獏を探すために積極的に行動し、ネネ達と和解した。他にも父親に本音をぶつける、しんのすけの言葉で笑顔を見せる、仲間達とずっこける、しんのすけの両親の変な格好や夢で変身したネネの姿を見てコミカルな形で動揺するなどの性格にも変化が見られるようにもなる。その後は機械の故障で悪夢に取り憑かれて目が覚めなくなるが、最終的にはしんのすけ達の活躍とみさえの説得、幻影として現れた母親の激励によって悪夢を受け入れたことで無事に悪夢から解放され、海外に夢彦と一緒に引っ越した。 EDでは、しんのすけ達と夢の世界を一緒に楽しんでいるほか、現地で友達ができたりと明るさを取り戻していた。 貫庭玉夢彦(ぬばたま ゆめひこ) サキの父で、夢の研究者。赤と青の2色の髪の毛にシルクハットを被っている。 悪夢しか見られなくなったサキのために他人の夢を操作して、人々の夢エネルギーを奪うことで悪夢からサキを守り続けていた。高圧的な態度でしんのすけ達やみさえ、ひろしの説得の言葉に対しても耳を貸さずに自身の行動を肯定し続けていたが、最終的にはしんのすけ達との出会いを通じて変わっていったサキを目の当たりにしたことで己の行動を反省するようになる。 その後、サキを救おうとするしんのすけ達に協力し、彼らに全てを託す。騒乱後はサキを連れて外国へと引っ越し、大学で夢に困っている人達を助ける仕事に励む。 EDでは夢の中でカスカベ防衛隊と遊んでいるサキを温かく見守る姿を見せた。 しんのすけのことは「ドングリ坊主」と呼ぶ。 貫庭玉サユリ(ぬばたま サユリ) サキの母で、夢彦と同じく夢の研究者。物語開始時点では既に故人。サキに良く似た髪型とメガネが特徴。 厳しくも優しくサキを大事に想っていた。サキが春日部に来る以前に研究中に起きた爆発事故でサキを守ったが、代わりに命を落としてしまう。終盤ではみさえが彼女になりきってサキの前に幻影として現れ、自分が彼女を苦しめてしまったと謝り、激励した。 貫庭玉サユリの悪夢(霊) / サキの悪夢(霊) 自分のせいで母親を亡くした事を後悔したサキのトラウマから生まれたサユリの悪霊。その姿は老婆のように顔の頬が萎れており、白髪の髪で攻撃してくるが、また攻撃を受けても再生することも出来る。終盤にて姿を現し、サキを飲み込むが、救出に来たしんのすけ達かすかべ防衛隊によって阻まれ、獏に変身したしんのすけとの戦いの末に小惑星として落下したボーちゃんによって体を破壊されてしまう。 その後、幼い頃のサキの姿になってサキを責め立てるが、最終的にはみさえの説得と幻影であるサユリの激励を受けたサキが悪夢を受け入れたことで現れなくなり、本人曰く「消えてないがこれからもやっていける」と話した。
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