角川書店設立・私生活とは? わかりやすく解説

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角川書店設立・私生活

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 06:48 UTC 版)

角川源義」の記事における「角川書店設立・私生活」の解説

城北中学校教師経て1945年昭和20年11月東京都板橋区小竹町角川書店設立した。既に岩波書店から刊行されベストセラーになっていた阿部次郎著『三太郎の日記』を合本として上梓し、成功収めた1948年昭和23年2月から1949年昭和24年8月まで雑誌表現』を刊行1949年5月角川文庫創刊文庫本刊行形態は(今でいう出版レーベル)、戦前既に岩波書店新潮社二つ老舗により、開拓されていたため、新興出版社である角川書店進出成功するかどうか危ぶまれたが、結果として関係者が驚くほどの成果得た1952年昭和27年6月俳句総合誌俳句』を創刊1954年昭和29年)、短歌総合誌短歌創刊1955年昭和30年)、両誌でそれぞれ新人賞角川俳句賞および角川短歌賞設立1967年昭和42年)に蛇笏賞迢空賞設立1961年昭和36年)の俳人協会設立への参加晩年は「俳句文学館」の建設などとあわせ俳壇歌壇興隆尽力した1952年11月発刊した昭和文学全集』(全25巻)は、1巻あたり15部強の記録的な売れ行き示し、これによって文芸出版社としての角川書店評価確立した社内では「角川天皇」、私生活の面では鬼源と綽名された癇癪持ちであると同時に漁色家でもあり、自らの家庭顧みず複数愛人作って私生児を産ませるなど奔放な生き方貫いた長男角川春樹は、父に対して反逆心が出発点だったと「私の履歴書」ほかで述べている。 1961年、「語り物文芸発生」で文学博士國學院大學)。1972年昭和47年)、『雉子の聲』で第20回日本エッセイスト・クラブ賞受賞する1975年東京女子医科大学病院において58歳で急死戒名浄華釈義諦。1979年昭和54年)に角川源義賞発足した

※この「角川書店設立・私生活」の解説は、「角川源義」の解説の一部です。
「角川書店設立・私生活」を含む「角川源義」の記事については、「角川源義」の概要を参照ください。

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