角川書店製作時代
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1993年の角川春樹の社長辞職以後も、社長に就任した弟の角川歴彦によって出版と映像のメディアミックス路線は継承された。ただし、春樹時代のようにプロデューサーの強烈な個性は発揮されず、製作委員会方式が多くなっており、角川春樹の頃のように積極的に「角川映画」をアピールしなかった。1995年に日本映画の製作と外国映画の輸入、単館系配給を行うヘラルド・エースと提携して、エースピクチャーズとし、角川書店の子会社とした。1997年になって『パラサイト・イヴ』『失楽園』『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』を元旦の新聞広告で「新角川映画始動!」と角川映画の再開を正式に謳った。 1998年になってエースピクチャーズは、住友商事の子会社で外国映画の輸入と単館系配給、ビデオグラムの販売を行うアスミックと合併し、アスミック・エースエンタテインメントになる。
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