被害者2人を殺害とは? わかりやすく解説

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被害者2人(C・D)を殺害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:49 UTC 版)

大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の記事における「被害者2人C・D)を殺害」の解説

長良川事件殺害現場長良川右岸堤防殺害現場岐阜県安八郡輪之内町楡俣92番地長良川右岸堤防 KMKAHMたちはC・D被害者処置について思案しながら連れ回していたが、(殺害現場となった長良川右岸堤防手前東海大橋付近犯跡隠蔽するために2人殺害することを決意し1994年10月8日1時ごろに岐阜県安八郡輪之内町楡俣92番地長良川右岸堤防)で被害者2人集団暴行して殺害した強盗殺人罪)。 岐阜県こどもの国出発した後、KAHMは再び行き先確認するため、東海大橋付近ミラ前照灯先行するシビック合図送ったHMシビック近づき何をやってるんだ、早くしろ。あそこ(殺害現場)でやればいいんだろう」「川沿い行けば堤防くらいあるだろう」などと言ったため、KMはVに「長良川堤防道路行け」と指示し10月8日1時ごろに殺害現場道路待避所シビック停車させ、追従して走行していたミラ止まったHMはまず太いアルミパイプシビック取り行き、そのパイプ持ったままCを連れて堤防の下へ下りると、アルミパイプでCの頭部殴打したが、Cが堤防法面中段平らな部分)を走って逃げしたため追いかけ捕まえ連れ戻した。またKA堤防道路から堤防法面中断下りてきたが「Cが『逃げない』という約束破った」として憤激しHMから太いアルミパイプ受け取った上で面・胴小手」などと剣道真似しながらCの頭部上半身・手などを10回ほど殴打したその後、再び太いアルミパイプ受け取ったHMはCを堤防法面中段から河川敷へ蹴落としアルミパイプ用いてCの頭部背部脚部などを多数殴打した。 またKM走行中のシビック車内で「Eを運転手として利用しよう」などと話していたため「EではなくDに暴行加えよう」と考えミラ後部座席にいたDを車外出し堤防上から堤防中段さらには河川敷へ2回にわたりDを蹴り落とした。そしてKM河川敷でDに「死ね」などと言いながら細いアルミパイプ頭部背部腹部脚部などの全身多数殴打したが、倒れたDが「なんで俺がこんなことされなきゃいけないんだ」などと言って自分の足に掴みかかってきたため、「離れろ」などと言って足蹴りした。一方でこのころ、Eは車内監禁されたままで、Vから「あの音が聞こえるか。あれはCたちを殴っている音だ」「あの人たちはヤクザだ」などと脅されていた。 しかしKMHMによるC・Dへの暴行あまりにも激しいものだったため、これを見ていたY子2人対し「やめやあ」などと言ってその暴行止めようとしたが、HMはいったんやめてもすぐに暴行再開したほか、KMはかえってY子対し「お前もやるぞ、やられたいのか」などと言い返し、Dへの暴行継続した。そのためY子堤防上に上り付近にいたV・Z対し止めてほしい」と言ったが、「俺たちでは止まらない」などと言われたため、KA暴行やめさせるよう頼んだ。これに対しKAは「言っても無駄だ」と思ってはいたが、Y子対し「『俺がやめろと言っている』と伝える」と返答した。これを受けY子河川敷戻りKMHMその旨伝えたが、HMは「俺が責任を取るからいい」などと答えKMとともに被害者C・Dへの暴行継続した。またKM凶器として使っていた細いアルミパイプ折れ曲がってしまったため、HMから受け取った太いアルミパイプでさらにCの身体複数殴打したほか、Dの頭部背部などを数回殴打したHMY子から「Cを病院に連れていけば助かる」と言われたが「あかん、もう駄目だわ」などと言い、Cのシャツめくって煙草の火を押し付けた。この時点でCは身動きしなくなっており、Dもうなり声を出すだけでほとんど動かない状態になっていた。その後堤防上の待避所に車が止まったため、KMHMC・Dそのまま放置してY子とともに堤防上へ上りKMV・Y子・とともにEを閉じ込めていたシビック乗車しHMKAとともにミラ乗車してそれぞれ現場離れた一連の暴行により、被害者C・被害者Dともに多発損傷に基づく組織出血失血死した。2人遺体激し暴行によって頭部が血に染まり被害者Cの遺体頭蓋骨陥没していたほか、多数骨折(左肩・両腕大腿骨など)があり、右手中指人差し指付け根裂けていた。 KMシビック車内で「1人意識不明死んだかもしれん。もう1人はうーって唸っていた。あいつにとどめ刺しとけばよかった」などと言い運転していたVに車をUターンさせるよう指示して現場へ戻らせたが、現場付近に車が止まっていたためそのまま通り過ぎた。またHMミラ車内KAから「死んだのか」などと尋ねられ1人死んでるかもしれん。もう1人わからん」などと答えた。さらにKMグループ仲間である2人少女(W子・Y子)が被害者たちへのリンチに手を出さなかったどころか、逆に苦し被害者たちを見て「もう死んでしまうからやめて」などと犯行阻止しようとする態度見せていたことから「警察通報されるかもしれない」と恐れ犯行後に「W子Y子後で殺すつもりだ。1人殺すのも100人殺すのも同じだ」と仲間話した。しかしこの発言仲間たちを「もうついていけない。今度自分たちがやられるかも」と恐怖させ、10月13日仲間4人(W子・X・Y子・Z)が身の危険感じて自首するきっかけとなった

※この「被害者2人(C・D)を殺害」の解説は、「大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の解説の一部です。
「被害者2人(C・D)を殺害」を含む「大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の記事については、「大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件」の概要を参照ください。

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