上告審・最高裁
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「ドラム缶女性焼殺事件」の記事における「上告審・最高裁」の解説
2004年2月3日、最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)がW・X・Yの3被告人の上告棄却決定。W・X両被告人は無期懲役、被告人Yは懲役12年がそれぞれ確定 最高裁判所第三小法廷(藤田宙靖裁判長)は2004年(平成16年)2月3日付で、一・二審判決を不服として上告していたW・X・Yの3被告人について、いずれも一・二審判決を支持して上告を棄却する決定をした。 この決定によりW・X両被告人を無期懲役、被告人Yを懲役12年とした判決が確定した。 2006年3月31日、最高裁第二小法廷でN・K両被告人の上告審口頭弁論公判 2006年(平成18年)3月31日、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)でN・K両被告人の上告審口頭弁論公判が開かれ、結審した。弁護人側は「殺害に計画性はなく、死刑は重すぎて量刑不当だ」と主張し、一・二審の死刑判決を破棄して量刑を無期懲役刑に減軽するよう訴えた。 一方で検察側は「周到な準備に基づく残虐な犯行であり、死刑は妥当だ」と主張し、一・二審の死刑判決を支持して両被告人及び弁護人側の上告を棄却するよう求めた。 最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は2006年5月19日までに、上告審判決公判開廷期日を2006年6月9日に指定し、関係者に通知した。 2006年6月9日、最高裁第二小法廷でN・K両被告人の上告棄却判決、死刑判決が確定(2006年7月6日付) 2006年6月9日、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は上告審判決公判で、一・二審の死刑判決を支持しN・K両被告人の上告を棄却する判決を言い渡した。 この判決によりN・K両被告人に対し一・二審の死刑判決が確定することとなり、2006年7月6日付で判決訂正申立書棄却決定により正式に死刑判決が確定した。 最高裁第二小法廷は判決理由にて「被害者Aから手形の取り立てができなかったため、『面子が潰れた』として被害者Aに報復するのが動機だった。その発覚を防ぐため、恨みのない被害者2人を殺害した動機に酌量の余地はない。被害者をドラム缶に押し込んで焼き殺す殺害の様態は冷酷、非情かつ残虐というほかなく、悪質極まりない」と事実認定した。
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上告審・最高裁
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「名古屋大学女子学生殺人事件」の記事における「上告審・最高裁」の解説
2019年(令和元年)10月15日付で最高裁判所第三小法廷(林景一裁判長)は被告人・元名大生の上告を棄却する決定を出したため、2019年10月22日付で無期懲役とした一・二審判決が確定した。
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上告審・最高裁
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「淡路島5人殺害事件」の記事における「上告審・最高裁」の解説
最高裁第三小法廷(林景一裁判長)は2021年1月22日付で被告人側の上告を棄却する決定を出したため、被告人Xの無期懲役判決が確定することとなった。第一審(裁判員裁判)で言い渡された死刑判決が控訴審で破棄自判され、最高裁で無期懲役が確定する事例は7例目となる。
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