行政処分・破産申請・事件とは? わかりやすく解説

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行政処分・破産申請・事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 01:41 UTC 版)

あくびコミュニケーションズ」の記事における「行政処分・破産申請・事件」の解説

2017年6月、光コラボレーションサービスである「AKUBI ヒカリ」の電話勧誘において不適切勧誘方法認められたことから、総務省はあくび社に対し、その改善等を求め指導行った不適切勧誘とは、電話勧誘の際に自らをあたかもNTTあるかのように名乗り消費者NTTからの勧誘であると誤認させたまま契約迫ったのである。その他、料金説明でも正確性を欠く案内をして消費者誤認させるなど、複数不適切勧誘事例認められた。 2019年4月電気小売事業に関して消費者庁があくび社に対し電話勧誘などの一部業務業務停止命令を、同社役員らに対し業務禁止命令出した電話勧誘の際に自らをあたかも大手電力会社提携先あるかのように名乗り消費者誤認与えた事によるものである。また、電気代が5%安くなる」とうたったが、実際に5%の削減になるのは300kWhを越え部分のみであったことも問題視された。2016年4月電力自由化以降特定商取引法に基づく小売電気事業者への処分は初である。 2019年12月提供する通信サービスの数か月分の料金顧客前払いすることによって割引する「まとめ割」を、無断で1336件の顧客適用させ、約7700万円過大に徴収2020年2月28日上記過大徴収明らかになった事により総務省電気通信事業法に基づき、あくび社に対し業務改善命令出した。あくび社は総務省業務改善命令出した同日に、関連会社である株式会社カステラとともに東京地方裁判所破産申請同日東京地方裁判所から破産手続開始決定受けた経済産業省は、「破産管財人とのやり取り通じて手続進めることになる」とコメントしている。 2020年3月3日NTT東日本NTT西日本は、「まとめ割」過大徴収の件が光コラボレーションサービスを手掛ける他の事業者に対す信用失墜させる行為であったとして、あくび社からの新規及び転用に関する申込受付停止した2020年3月11日経済産業省は、あくび社が再生可能エネルギー特別措置法に基づく納付金(電気使用者から支払われ賦課金)を、2020年3月2日までに納付していなかったとして社名公表した2020年3月23日破産管財人東京地方裁判所許可得た上で、「AKUBI NET」「AKUBI ヒカリ」「AKUBI モバイルに関する契約などを、債権者であるフォーバルテレコム同年4月1日付で譲渡する発表したフォーバルテレコムはこれらの通信サービス事業に関するオプションサービス債権債務継承しない。「AKUBI でんき ホーム」「AKUBI でんき オフィスに関して2020年3月末に全サービス停止する見込みとなり、経済産業省消費者対し早期に他の電気事業者切り替えるよう呼び掛け事態となった2021年4月14日架空通信利用料名目で、顧客銀行口座から約2億8,500万円無断引き落とし詐取したとして、警視庁同社社長遠山和久同社事業部長佐竹雅哉を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した(犯行日時2019年12月ごろ)。 2021年5月同様に架空通信利用料名目で、顧客クレジットカードから約2億4,900万円無断徴収し詐取したとして、遠山佐竹両名電子計算機使用詐欺容疑再逮捕した(犯行日時2020年1月ごろ)。上記2件合わせて被害金額は5億3,000万円超に上ると見られるこうした架空通信利用料上乗せした水増し請求破産直前行われており、多数顧客から数万円〜十数万円詐取(本来の料金数千円)。顧客からの問い合わせ各所殺到したことにより事件発覚した

※この「行政処分・破産申請・事件」の解説は、「あくびコミュニケーションズ」の解説の一部です。
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