薬効成分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 03:38 UTC 版)
フッ化物(フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズ)が最もよく知られ、有効性が確立されている薬効成分であり、う蝕予防の目的で入れられており、1990年のFDIの調査で口腔保健の先進国では90%を超える普及率を示している。日本では、近年になってフッ素が含まれている歯磨剤のシェアが上昇しているが、2008年現在で市販されている歯磨剤のうち、フッ化物配合歯磨剤は89%である。日本においては薬事法によりフッ化物イオン濃度は1000ppm以下に規制されており、市販のフッ化物配合歯磨剤における濃度はほぼ900ppmから950ppmであったが、2017年3月17日、規制が緩和され上限1500ppmとなった。 研磨剤の強力な製品には歯のホワイトニング効果、殺菌剤を添加したものには歯肉炎予防効果がある。 歯垢分解酵素のデキストラナーゼや、殺菌、歯垢形成抑制作用のあるクロルヘキシジン、血液循環促進・収斂・浮腫抑制作用のある塩化ナトリウム、消炎作用のある塩化リゾチームなどが知られる。 なお、21世紀における国民健康づくり運動において、学齢期におけるフッ化物配合歯磨剤使用者の割合を2010年までに90%以上とする目標が立てられた。1991年の調査では45.6%、平成16年国民健康・栄養調査結果の概要によると、1~14歳児におけるフッ化物配合歯磨剤の利用割合は、52.5%、最終報告では86.3%となっており、目標値の達成は出来なかったが、使用者がフッ化物配合か否かを認識していない可能性や、フッ化物配合歯磨剤が歯磨剤に占める割合は現在約90%となっていることから、実際の数字はさらに高いと考えられている。 水道水フッ化物添加地区では、1歳から3歳の間にフッ化物配合歯磨剤の過剰な嚥下をすると歯のフッ素症を誘発する恐れがあるため、米国で販売される歯磨剤の箱には、2歳から6歳児については、ピーサイズ(グリーンピース大)の歯磨剤を使用すること、歯磨きを大人が見守り、嚥下を最小限にするように、また、2歳以下の使用については医師、歯科医師に相談すること、と注意書きが記載されている。。
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薬効成分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 03:28 UTC 版)
有効成分は特定されていないものの、小太郎漢方製薬により以下の含有成分が判明している。なお、小太郎漢方製薬の竜胆瀉肝湯は、その他の生薬を含んでいるため、一般的なものではない (例えば黄連や黄柏が追加されているため、ベルベリンが含まれている)。 リグスチライド(C11H14O2:178.22) ペオニフロリン(C23H28O11:480.47) フェルラ酸(C10H10O4:194.17) ベルベリン(C20H18O4:336.37) バイカリン(C21H18O11:446.37) ゲニポシド(C17H24O10:388.37) グリチルリチン酸 (C42H62O16:822.94) ゲンチオピクロシド(C16H20O9:356.32) アリソールBモノアセテート(C32H50O5:514.75)
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薬効成分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/06 08:04 UTC 版)
薬効を示す成分である。ビタミン剤・ステロイド剤・NSAIDs・抗生物質・抗真菌剤・免疫抑制剤など、多種多様な種類がある。 詳細は「皮膚外用療法」を参照
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