薬効・毒性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:50 UTC 版)
地下茎および根は酸漿根(さんしょうこん)という生薬名で呼ばれている。 ナス科植物の例に漏れず、全草に微量のアルカロイドやソラニンが含まれている。特に酸漿根の部分には子宮の緊縮作用があるヒストニンが含まれており、妊娠中の女性が服用した場合、流産の恐れがある。 平安時代より鎮静剤として利用されており、江戸時代には堕胎剤として利用されていた。現在も咳や痰、解熱、冷え性などに効果がある民間薬として、全草を干して煎じて飲む風習がある地方が存在する。
※この「薬効・毒性」の解説は、「ホオズキ」の解説の一部です。
「薬効・毒性」を含む「ホオズキ」の記事については、「ホオズキ」の概要を参照ください。
- 薬効・毒性のページへのリンク