自然科学・技術
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ベクトル - (独: Vektor)。これの英語がベクター(英: vector)。 感染症における媒介者のこと。 ベクター (遺伝子工学) - 遺伝子組み換えに用いられる核酸分子。ウイルスベクターワクチンCOVID-19用アデノウイルス系ワクチン(辞書順)オックスフォード-アストラゼネカワクチン コンビディシア ジョンソン・エンド・ジョンソンワクチン スプートニクV ジェットエンジンやロケットエンジンの推力の向き、又はそれを変更できること。航空管制官の指示 "vector to ABC" は、主に「ABCまで誘導する」の意味。航空交通管制#進入・ターミナルレーダー管制を参照。 VectorWorks - A&A社のCADソフトウェア。 ベクター形式 - 2次元コンピュータグラフィックスをコンピュータ内部で表現するデータ形式の代表的な2つのうち1つ。 サポートベクターマシン
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自然科学・技術
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明では、イエズス会の宣教師が布教のために訪れており、明の知識人はヨーロッパの知識人を西儒と呼んで交流した。マテオ・リッチと親交を結んだ徐光啓は、実用の学として『ユークリッド原論』を翻訳した『幾何原本』や、西洋天文学を翻訳した『崇禎暦書』を出した。技術書としては、宋応星が『天工開物』を書いており、徐光啓が西洋の農法をまとめた『農政全書』は彼の死後に出版された。清へと王朝が交替した時の暦は、アダム・シャールが改訂した時憲暦を使用し、シャールは天文台の責任者欽天監監正(中国語版)に任命された。清の科学技術書としては方以智が『物理小識(中国語版)』を編纂し、ヨーロッパからの知識も収録した。 軍事技術では、明から清にかけて近代的な火器が普及した。明は16世紀前半にポルトガルが使っていた仏郎機砲と呼ばれる大砲を導入し、16世紀後半にはマスケット銃が鳥銃と呼ばれて導入された。明ではサルフの戦いで後金軍に敗北したことが動揺を呼び、徐光啓は国防計画を立案して私費でマカオからカノン砲を購入した。カノン砲は量産されて紅夷砲と呼ばれ、寧遠の戦いでも使用された。ヌルハチ時代の後金軍は火器の導入が明より遅れており、寧遠の戦いでは大砲の前に敗北した。ヌルハチの跡を継いだホンタイジは火器の充実をはかり、漢人の技術者に紅夷砲を製造させ、1641年に漢人兵の砲兵隊を創設した。このため漢軍は「重い兵」を意味するウジェン・チョーハ(ujen cooha、鳥真超哈)とも呼ばれた。しかし、清の支配が確立したのちは軍事技術の革新や生産は減少していった。
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