じどう‐か〔‐クワ〕【自働化】
自働化
自働化 (生産システムにおける)
【英】:autonomation
自働化とは, 機械に人間の知恵を付与することであり, 良品のみを生産する理念である. すなわち, 異常を自動的に検知して停止する自動機械, さらには不具合が発生すれば作業者がラインを停止させ, 再発防止のための改善を行う生産ラインを生み出している. この理念は, 発明王豊田佐吉(1867年-1930年)によるものであり, 縦糸が切れると自動的に停止し, 横糸は自動的に補充されるG型自動織機(1925年完成)で実現されている.
生産・在庫・ロジスティクス: | 生産管理 組立ラインのバランシング 経済発注量モデル 自働化 輸送経路問題 連続時間ロットスケジューリング 運搬経路問題 |
トヨタ生産方式
(自働化 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 05:59 UTC 版)
トヨタ生産方式(トヨタせいさんほうしき、Toyota Production System、略称TPS)は、トヨタ自動車の生み出した、工場における生産活動の運用方式の一つ。多くの企業がこれにならった方式を取り入れており、工場等の製造現場やそれに付随するスタッフ部門だけでなく、間接部門でも取り入れている企業も見られる。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2015年4月23日). “【ものづくりに魅せられて52年(上)】「勉強が苦手でトヨタ養成校に一か八かで受験。技を盗んで仕事を覚えた」トヨタ初の技能出身役員・河合満氏に聞く”. 産経ニュース. 2021年8月3日閲覧。
- ^ a b c TOYOTA 『ジャスト・イン・タイムについて ムダを徹底的に排除するという思想』。2016年9月29日閲覧
- ^ a b IT media エンタープライズ情報マネジメント用語辞典:『かんばん方式(かんばんほうしき)』。2016年9月29日閲覧
- ^ 図解 よくわかる非製造業もトヨタ生産方式 著者 トヨタ生産方式を考える会 第4章 トヨタ生産方式を生かす P108-P111
- ^ a b 「トヨタ生産方式」で業務効率をアップ | ジチタイワークス
- 1 トヨタ生産方式とは
- 2 トヨタ生産方式の概要
- 3 基本概念
- 4 自働化
- 5 よく使われる単語
- 6 参考文献
自働化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 06:23 UTC 版)
「無駄の徹底的な排除」を実現するための方法の一例として、「自動化」・「機械化」の意味合いを持つ言葉である、自働化がある。 無駄は排除しなければならないが、合理化を進めるあまりに従業員の人間性やインセンティブ(労働意欲)を無視してはならない。このことから、トヨタ自動車では自動化の事を自働化と呼んでいる。
※この「自働化」の解説は、「トヨタ生産方式」の解説の一部です。
「自働化」を含む「トヨタ生産方式」の記事については、「トヨタ生産方式」の概要を参照ください。
- 自働化のページへのリンク