かく【客/▽脚】
きゃ【脚】
きゃく【脚】
読み方:きゃく
[常用漢字] [音]キャク(漢) キャ(唐) カク(呉) [訓]あし
〈キャク〉
1 ひざから下の足。転じて、足全体。「脚下・脚部・脚力/健脚・双脚・馬脚・飛脚」
4 漢字の組み立てで、下部に付く部分。「偏旁冠脚(へんぼうかんきゃく)」
きゃく【脚】
あし【足/脚/▽肢】
読み方:あし
1
㋐動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。「—が長い」
㋐物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分。「机の—」
㋑(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
㋒数学で、ある一点から直線または平面に垂線をおろしたときの、その直線・平面と垂線との交点。
3
㋐歩くこと。走ること。また、その能力。「—を速める」「—の速い選手」
㋑雨・雲・風などの動くようすを足に見立てていう語。「細い雨の—」
6 《「晋書」魯褒伝の「足無くして走る」から》金銭。ぜに。多く「おあし」の形で用いる。「お—が足りない」
7 餅(もち)などの粘り。「—の強い餅」
「おっしゃる通り—だらけで江戸に居られず」〈伎・音聞浅間幻灯画〉
[補説] 哺乳動物には2本の前肢と2本の後肢があるが、ヒトでは前肢を上肢(手)、後肢を下肢(足)という。骨盤の下から足首までを「脚」(leg)、くるぶしから先を「足」(foot)と書いて区別することがある。
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