絶版機種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 14:54 UTC 版)
P-155 88鍵GH鍵盤。AWM4レベルダイナミック・Pure CF Voiceステレオサンプリングピアノ音色、最大同時発音数128。クラシックピアノ曲が50曲プリセットされており、プリセット曲に対応した楽譜集「ピアノで弾く名曲50選」も付属している(非売品)。ステージピアノというより、気軽に家に設置できるコンパクトデジタルピアノとしての役割が強い。USBメモリに対応。 この機種では特別サイトが作られ、ユーザの真野恵里菜・鈴木秋則のインタビューが収録されている。 P-85 88鍵GHS鍵盤。AWMステレオサンプリングピアノ音色、最大同時発音数64。こちらもP-155と同様、クラシックピアノ曲が50曲プリセットされている。録音機能・メトロノーム機能なども追加されている。価格はPシリーズの中でも最も安く、デジタルピアノの入門機として最適だといえよう。 P-80 1999年発売。88鍵グレード・ハンマー鍵盤。AWMダイナミックステレオサンプリング音源。最大同時発音数64。ホワイトモデルのP-80Wもある。16.8kgと比較的軽量のモデル。レコーダー機能やプリセット50曲を内蔵している。 P-90 2004年発売。P-80の後継機。88鍵グレード・ハンマー鍵盤。AWMダイナミックステレオサンプリング音源。最大同時発音数64。サステインペダルを踏んだ時の響板や弦の共鳴音や鍵盤から指を離した時の音をサンプリングしており、付属のペダルでハーフペダルに対応する。 P-100 1992年9月発売。88鍵AE鍵盤。AWM音源、最大同時発音数32音、音色数10、波形メモリ48Mbits、エフェクト、リバーブ×3、モジュレーション×3、3バンドイコライザー搭載。同時に2つの音色を鳴らせるデュアル機能、鍵盤の高音部と低音部で別々の音色で演奏可能なスプリット機能を持つ。アンプ出力20Wのステレオスピーカー搭載。グッドデザイン賞受賞。 P-500 88鍵AE鍵盤。AWM音源、最大同時発音数32音、音色数11。リバーブ×16、モジュレーション×10、その他エフェクト×12。ボイスを含め、エフェクト、MIDI設定などのセッティング一式をまとめたパフォーマンスを32種類内蔵。そのパフォーマンスを順番に並べたチェーンを16種類内蔵。ピアノの共鳴弦を再現するサウンドボード、スペシャルリバーブ搭載。バランス型XLR端子、専用スタンドもついている。スピーカーは内蔵していない。750,000円(税抜)という価格設定で最高級モデルとして発売された。 P-300 1994年発売。P-500の機能をP-100の筐体に詰め込んだ機種。88鍵AE鍵盤。AWM音源、最大同時発音数32音、音色数11。リバーブ×16、モジュレーション×10、その他エフェクト×12。パフォーマンス×32。チェーン×16。サウンドボード、スペシャルリバーブ搭載。アンプ出力20Wのステレオスピーカー搭載。定価350,000(税抜)とP-500の性能をそのままに半額にしたコストパフォーマンスの高い機種。 P-150 1995年発売。88鍵AE2鍵盤。AWM音源、最大同時発音数32音、音色数12、リバーブ×3、モジュレーション×3。アンプ出力30Wのステレオスピーカー搭載。 P-200 1998年発売。88鍵グレードハンマー鍵盤。最大同時発音数 64音 音色数12、エフェクト 3バンドグラフィックEQ、リバーブ×3、モジュレーション×3 アンプ出力30Wのステレオスピーカー搭載。ステージピアノとして、世界中のアーティストに重宝された。 P-250 2002年発売。88鍵グレードハンマー鍵盤。3段階ダイナミックステレオサンプリングされたAWM音源。最大同時発音数 128音 手弾き用45音色+XG対応音色480ノーマルボイス+12ドラムキット エフェクト リバーブ×5、コーラス×3、インサーション×13(3系統)、5バンドマスターEQ XG対応音色用エフェクト リバーブ×18、コーラス×19、バリエーション×123 16トラックシーケンサー内蔵 最大記憶発音数 約150,000音 録音方式 リアルタイム入力 アンプ出力30Wのステレオスピーカー。ステージピアノとして、多くのミュージシャンに使われている。ステージピアノの後継機種はCPシリーズに引き継がれた。 P-115 2015年6月発売。88鍵GHS(グレードハンマースタンダード)鍵盤。最大同時発音数192。P-105の後継機種。 P50-m 1996年発売。1Uハーフラックサイズのピアノ専用音源モジュール。最大同時発音数32音 プリセット28音色 エフェクト リバーブ、コーラス、3バンドグラフィックイコライザー。VL70-m同様、P50-m担当するピアノパートをXG音源で鳴らさないXG音源拡張機能を持ち、DTMでも使用可能。TX1Pの後継機種ともいえる。
※この「絶版機種」の解説は、「ヤマハ・Pシリーズ」の解説の一部です。
「絶版機種」を含む「ヤマハ・Pシリーズ」の記事については、「ヤマハ・Pシリーズ」の概要を参照ください。
- 絶版機種のページへのリンク