統合グラフィックス機能とは? わかりやすく解説

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統合グラフィックス機能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/05 14:38 UTC 版)

Intel 830」の記事における「統合グラフィックス機能」の解説

Intel 830採用されたグラフィックスコアは従来Intel Graphics Technology (IGT) コア後継となる、Intel Extreme Graphics呼ばれるコアである。 基本的な機能Intel 815搭載されていたIGTコア踏襲しているが、グラフィックスコアの動作クロックIntel 815の133MHzから166MHzに引き上げられ2Dグラフィックスは256bitエンジン3Dグラフィックス32bitエンジン拡張されていると見られており、不満の大きかった性能の向上が図られている。ただしハードウェアT&Lなどは搭載せず、DirectX 6.1世代に留まっている。 なお、ハイエンド向けの830Mと廉価版の830MGではグラフィック関連仕様異なっている。 ビデオメモリには従来同様にメインメモリ一部共有するUnified Memory Architectureを採るが、新たにDVMT (Dynamic Video Memory Technology) が採用され共有サイズ固定されアプリケーション要求に応じて動的にビデオメモリ割り当てられるようになった。 さらに、Intel 830では16bitRDRAMインターフェース搭載している。これはIntel 810/815で採用されZバッファ専用キャッシュメモリとは異なりグラフィックス用のLocal Frame Bufferである。PC800RDRAMであれば1.6GB/sもの帯域持っており、内蔵グラフィック性能大幅な底上げ意図された。しかし実装オプション扱いであり、さらにRDRAM高価格・高消費電力であったため、モバイル用のIntel 830Mシリーズしかない状況ではほぼ利用されなかった。 詳細は「Intel Extreme Graphics」を参照

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統合グラフィックス機能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 20:15 UTC 版)

Intel 845」の記事における「統合グラフィックス機能」の解説

詳細は「Intel Extreme Graphics」を参照 GMCHとしてグラフィックス機能内蔵する82845G以降では、Intel 830Mに引き続きIntel Extreme Graphicsコア搭載された。コアクロックをIntel 830Mの166MHzから200MHzに引き上げるなど、不足が指摘されていた3D性能引き上げが行われた。インテルではPentium 4との組合せによりNVIDIA単体GPUであるGeForce2 MX 200上回る性能アナウンスしている。ただしコアハードウェアT&Lには対応せずDirectX 6.1世代に留まっており、3D性能に関する評価高くはなかった。 また82845GではADDカード初め対応した外部AGP安価なADDカード追加するだけで内蔵グラフィックスによるマルチディスプレイおよびデジタル/アナログTV出力への対応が可能となった。また32bitカラーへの対応なども行われたことで、より近代的な仕様となっている。

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統合グラフィックス機能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/17 14:49 UTC 版)

Intel 810」の記事における「統合グラフィックス機能」の解説

Intel 810統合されるグラフィックス機能Intel 752をベースとしたIntel Graphics Technology (IGT) コアである。コアクロック100MHzで動作しコア内部ではAGP 2x相当で接続されている。32bitレンダリングサポートせず、2D/3D共に当時ビデオカード比較して貧弱な性能ではあったが、DirectX 6世代Direct3D対応しMCによる動画再生支援にも対応するなど、当時ビジネスおよびホームユーザーには十分な機能有しており、広く受け入れられることに成功した

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