単体グラフィックスチップによるオンボードグラフィックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 17:29 UTC 版)
「オンボードグラフィック」の記事における「単体グラフィックスチップによるオンボードグラフィックス」の解説
統合グラフィックス機能の普及以前のPCでは単体グラフィックスチップを搭載することが一般的であった。これはグラフィックスカードの形態で提供される場合もあったが、低価格帯向けの製品ではシステム基板上に単体のグラフィックスチップとビデオメモリを搭載するものも多かった。ただしこれらはあくまで必要最小限の機能を安価に提供することをも目的としており、S3のTrio64/32やCirrus Logicなどの低価格製品が多く用いられた。 グラフィックス統合チップセットが広く普及して以降、低価格を目的に単体グラフィックスチップを搭載する例は激減したが、市場需要に対し適切なグラフィックス統合チップセットが提供されない時期にはコスト削減を目的に単体グラフィックスチップがオンボード搭載される場合もあった。(i850/845 SDRAMの時期に一部メーカーが低価格GPUをオンボードで採用している) ただしAGPやPCI Expressなどのバスを使用して単体ビデオチップをオンボード搭載すると、これらのバスを外部バスとして使用することが出来なくなる。
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