統合チップセット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 04:09 UTC 版)
「Integrated Graphics Processor」および「オンボードグラフィック#グラフィックス統合チップセットによるオンボードグラフィックス」も参照 かつて製造販売されていたノースブリッジにグラフィックス機能を統合したチップセットを、統合チップセットと呼ぶ(「グラフィックス」または「ビデオ」を冠することもある)。オンボードグラフィックスに分類される。 一般的にGPUチップを搭載するよりも低コストであり、また省スペース性・省電力性にも優れていたため、それらのスペックが重視されるノートパソコン等では特に採用が多かった(たとえばMacBookで、多くの時期のモデルにおいてそうである)。 ビデオメモリはメインメモリの一部領域を共有するUnified Memory Architecture (UMA) が主流であったが、専用の外部メモリをサポートする製品もあった。 初期は性能が単体GPUに比べ劣ることもあったが、帯域幅的に外付けより有利な統合チップセットも存在し、マルチディスプレイ機能やDVI出力、Shader Model 4.0対応などの単体GPUと遜色ない機能と性能を持つようになっていた。 ノースブリッジ機能のCPUへの統合に伴い、統合グラフィックもCPUに移っている。
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