組織の現状とは? わかりやすく解説

組織の現状

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/30 08:08 UTC 版)

全国部落青年戦闘同志会」の記事における「組織の現状」の解説

全盛期には「同志会と書かれたヘルメット被って狭山闘争などのデモにも顔を出していた戦闘同志会だが、中核派大衆運動路線取り、また部落解放同盟全国連合会設立されると、戦闘同志会存在価値急速に薄れていく。現在でも時折中核派機関紙である『前進』紙上戦闘同志会署名入り論文掲載されることもあるが、表立った活動は何もなく、事実上活動休止状態にあるといっていい。 なお、戦闘同志会同じよう極左団体下部組織として活動した部落解放運動団体では、革命的労働者協会(社会党社青同解放派)系の「全国部落解放青年同盟」がある。

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組織の現状

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 04:06 UTC 版)

部落解放同盟全国連合会」の記事における「組織の現状」の解説

先にも少し触れたように、全国連設立以降全国各地支部新設進められているが、結成から15年経った今でも県連存在するのは茨城県長野県のみであり、両県連含めてその他全国各地点在する支部も本家部解放同盟からの離脱者が中心となって結成され支部多く未だ広範な社会的支持集めているとは言い難い状況にある。市町村議会同盟から議員送り込む活動行っているものの、議席確保していたのは、瀬川支部長東大阪市引退伴って新たに立候補して当選した阪口克己議員荒本支部書記長)、および医師であり全国連合会西郡支部事務局長、末光道正八尾市議)である。しかし、阪口は2007年9月市議選落選。他には、主に「都政を革新する会」(杉並区)に所属する候補者支援活動行っていた。また東日本においては、この「都政を革新する会」がある杉並区の「杉並支部」や、中核派公然拠点である「前進社」が存在する江戸川区の「江戸川支部」、更には狭山事件舞台ともなった埼玉県狭山市の「狭山支部」など、全国連活動深く関わりのある都市において支部創設する傾向がある。 2007年共闘関係にあるとされる中核派との運動のあり方をめぐり、中核派運動労働戦線集中して部落解放闘争労働戦線付随とするような運動方針めぐって全国連は「差別である」として、急速に関係が悪化した全国連はこれを「広島差別事件」として糾弾闘争展開し2008年4月12日から13日行われた全国連第17回全国大会において、「革共同自己批判をしない限り革共同断絶する」として、「自己批判」という含み持たせながらも、中核派と「断絶」することを宣言した。この事により解同全国連活動する中核派活動家多くが、解同全国連の「中核派との断絶宣言同調し中核派から離脱したとの指摘もある。しかし、解同全国連傘下支部のうち、大阪西郡支部東京杉並支部品川支部3支部は同全国大会には参加しておらず、党中央忠誠誓っていることから、中核派部落解放運動対す影響力先細りはしているものの、依然として存在する。なお、この3支部に対し全国連本部2009年11月、「(全国連の)支部としての承認取り消し」「当該支部役員メンバー除名」などの「統制処分」を課すことを通告した2013年7月14日西郡支部などは新組織「全国同盟」を結成した全国連からの事実上離脱独立)。 全国最大被差別部落といわれる兵庫県神戸市長田区番町にも、支部準備会が結成された。

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