紙本著色山王霊験記とは? わかりやすく解説

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紙本著色山王霊験記

主名称: 紙本著色山王霊験記
指定番号 331
枝番 00
指定年月日 1927.04.25(昭和2.04.25)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書 弘安十一年初春廿二日奥書アリ
員数 1巻
時代区分 鎌倉
年代 1288
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

紙本著色山王霊験記

主名称: 紙本著色山王霊験記
指定番号 413
枝番 00
指定年月日 1938.07.04(昭和13.07.04)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1巻
時代区分 室町
年代
検索年代
解説文: 室町時代作品

紙本著色山王霊験記

主名称: 紙本著色山王霊験記
指定番号 696
枝番 00
指定年月日 1917.04.05(大正6.04.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 2巻
時代区分 室町
年代
検索年代
解説文: 室町時代作品

紙本著色山王霊験記

主名称: 紙本著色山王霊験記
指定番号 1927
枝番 00
指定年月日 1994.06.28(平成6.06.28)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1巻
時代区分 室町
年代
検索年代
解説文:  山王霊験記は、最終段が、正和三年一三一四)の西園寺公衡願文終わっていることから、鎌倉時代末期成立したものと考えられている。十五からなる原本はすでに失われ現存しないが、本巻のほかに、延暦寺本(旧生源寺本 巻第十四)、和泉市久保惣記念美術館本(旧蓮華寺本 巻第三第十四)、穎川美術館本(旧井上家本 巻第五)の四巻室町時代作品最古写本として知られいずれも重要文化財指定されている。本巻は巻第十二に相当するものである。
 現状錯簡はなはだしいが、本来の第一段の詞の冒頭一部と、第二段の詞の末尾三字を欠くほかは、巻第十二の詞六段、絵六段全部残されている点は貴重である。
 本図伝来は明らかではないが、山王霊験記比叡山との縁がふかく、本図の詞とほとんど一致する詞のみの妙法院本『山王絵詞』は、寛正六年(一四六五)まで比叡山伝来していた源運本絵巻を原本にしたという。ただし、源運本は料紙美麗装飾施していたといい、料紙装飾のない本図とは異なるものである。『山科言継卿記』の天文十九年(一五五〇)の記事には比叡山の月坊に十五巻の「山王縁起」があったとあるが、これと現存本との関係はあきらかではない。本巻の箱裏には江戸時代延宝五年(一六七七十月長円なる僧による墨書があり、先年まで数巻あったものが散乱し、残紙を取り集め修理した旨が記されている。長円についてはあきらかでないが、以上のようなことからみて、比叡山の僧である可能性が高い。
 絵は段によって画風異にするところがあり、すべて同一ではないが、宋から経典もたらされる場面を描く第四段などは描写緻密風俗もよく描かれており、室町時代中期のやまと絵の典型を示す作品として注目されよう。

紙本著色山王霊験記

主名称: 紙本著色山王霊験記
指定番号 136
枝番 00
指定年月日 1938.07.04(昭和13.07.04)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1巻
時代区分 室町
年代
検索年代
解説文: 室町時代作品
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