山科言継とは? わかりやすく解説

やましな‐ときつぐ【山科言継】

読み方:やましなときつぐ

1507〜1579]室町後期公卿有職故実通じまた、皇室財政維持のため奔走日記に「言継卿記」がある。


山科言継

読み方やましな ときつぐ

公卿。言綱の男、権大納言正二位一字名仙、兼て和歌好くす、その著『言継卿記』は当時四囲事情を詳に記せる好資料なり。贈従一位天正7年(1579)歿、73才。

山科言継

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 04:34 UTC 版)

山科 言継(やましな ときつぐ)は、戦国時代公卿山科言綱の子。官位正二位・権大納言、従一位。現存する『歴名土代』の編纂者であり、多くの戦国大名との交友でも知られている。


  1. ^ 松室同族會編『洛西松尾月讀社松室家代々考』(松室同族會、1985年)
  2. ^ 松薗斉『中世禁裏女房の研究』思文閣出版、2018年、287-289頁。ISBN 9784784219568NCID BB2719795X全国書誌番号:23141778https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029329045-00 
  3. ^ 湯川敏治『戦国期公家社会と荘園経済』続群書類従完成会、2005年、97-98頁。ISBN 978-4-7971-0744-9NCID BA73735566全国書誌番号:20884687https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007928266-00 
  4. ^ a b 森谷 1978, p. 59.
  5. ^ a b 阿部 1998, p. 188.
  6. ^ 森谷 1978, p. 60-61.
  7. ^ 水谷惟紗久 (1997年6月). “「古記録にみえる室町時代の患者と医療(2)『言継卿記』永禄九年南向闘病記録から」『日本医史学雑誌 = Journal of the Japanese Society for the History of Medicine』43(2)(1486)”. 日本医史学会/国立国会図書館デジタルコレクション. 2023年6月29日閲覧。
  8. ^ 松薗斉「続・戦国時代禁裏女房の基礎的研究 : 下級女房たちを中心に」『人間文化 : 愛知学院大学人間文化研究所紀要』第30号、愛知学院大学人間文化研究所、2015年9月、105-127頁、ISSN 0910-8424NAID 120006977046 
  9. ^ a b 清水克行「山科言継をめぐる三人の女性:実母・愛人・長女」『史観』第154号、早稲田大学史学会、2006年3月、1-16頁、ISSN 03869350NAID 110004736756 


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