第10の使徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:02 UTC 版)
「使徒 (新世紀エヴァンゲリオン)」の記事における「第10の使徒」の解説
『破』に登場。頭部のデザインはテレビ版の第14使徒ゼルエルとほぼ同じだが、全体の形状は大幅に変化し、サイズもひとまわり大きくなっている。胴体は帯状のものが巻きついて構成されており、自在に身体形状を変化させられる。当初は手足の無い姿だったが、形状を変化させると帯状組織がほどけてヒレのようなものが大量についたような姿になる。冬月が「最強の拒絶タイプ」と称するように、頭部から放つ光線で第3新東京市とNERV本部を隔てる24層の装甲板を一撃で貫通する圧倒的な攻撃力を見せた他、A.T.フィールドも一枚ではなく何重にも重ねて展開することができ、巨大なフィールドで防御することも出来れば、極めて近距離で小型のフィールドを数枚展開することも可能なため、非常に高い防御力を持つ。さらに、このフィールドの層を相手に向かって連続して展開し、そのまま吹き飛ばすことが出来る。またDVD、Blu-ray版では、A.T.フィールドの塊をマリが乗った2号機に落とすシーンも追加されていた。攻撃接近戦においてはヒレの最も長い一対を円柱状に束ね、太く鋭利な触手として一気に突き出して攻撃を行う。 「裏コード ザ・ビースト」を実行した獣化第二形態の2号機とN2ミサイルでの零号機の特攻を一蹴、その後レイを乗せたままの零号機を捕食し、融合して体部が白い裸体の女性に変容、同時に識別パターンも零号機の物に擬態したことで、NERV本部最深部 (L-EEE) に達すると自動起動するはずの施設自爆機能も無効化し、NERV本部地上部を破壊するとセントラルドグマへ降下し発令室に侵入、目の前のミサト達に光線を放つ直前、シンジの搭乗する初号機に阻止されてケージまで押し戻され、光線で初号機の左腕を吹き飛ばすもシンジの猛攻にA.T.フィールドを展開する間も無くジオフロントまで後退させられ、馬乗りになった初号機に一方的に殴られた後ヒレを引きちぎられかけるも、初号機が内部電源を消費し活動を停止すると直ぐ様初号機を貫くが、取り込まれたレイを救出しようとするシンジの強大な意志によって再起動した初号機に圧倒、使徒自身のコアは零号機のコアを引きずり出された際に破壊され形象崩壊し、液状となった使徒の組織は零号機のコアを中心にレイの姿をとり初号機に吸収された。 デザインはテレビ版の第14使徒ゼルエル同様、漫画家のあさりよしとお。
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第10の使徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 20:16 UTC 版)
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の記事における「第10の使徒」の解説
顔はTV版の第14使徒(ゼルエル)に似通っているが、胴体は小さく、包帯のような布状の腕を無数に持っている。冬月に「最強の拒絶タイプ」と呼称された通り、放つ光線もA.T.フィールドもそれまでの使徒とは桁違いの力をもつ。布状の腕は瞬間的に伸縮可能で、攻撃にも用いる。コアを肋骨 で防御することで、A.T.フィールドを全て突破されたうえでのN2誘導弾の直撃にも無傷で耐えられる。
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