神・宗教関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:58 UTC 版)
人類の信仰する神は凡そ太陽神マウナーとその眷属神(ケア)である。神の恩寵として賜わる特殊な能力を加護と呼ぶ。 全陽教 = 太陽神を信仰する宗教の宗派。人類社会で最も信仰者が多く、信仰する只人(ヒューム)・エルフ・ドワーフは巴の同盟と称され、各種族の長が最高神官を務め巴の三種族が十二人類を庇護する務めを負うと言う始祖の教えを守っている。 新陽教 = 太陽教の新宗派でアントニス王国圏(新王国)の支配的宗派。只人(ヒューム)だけが人類と唱える。ゴルドーの街は新王国圏だが、全陽教と新陽教双方の神殿が存在する。 マウナー = 太陽神。プルチノフが転移して来た異世界を統べる存在で、この世界への侵入を図る混沌(ケイオス)勢力と対になる存在。強き者は弱き者のために、弱き者はより弱き者のために、という教義がある。敵対者である混沌勢力の関係者からは地を枯らす日照りの邪神とも呼ばれる。 ライゲル = 獣頭の神で雷神。第1話でサキが雷牙の魔法を使う際、その名が詠唱されている。また、プルチノフが獣王ヤムドゥワから継承した雷神の隠刀(ライゲルソード)にもその名が使われている。 ムトゥアー = 大地の神。ドワーフの信仰する神であり、その精霊の力は亡者の呪いを癒すことが出来る。 マーヤ = 言の葉の神。文字や数字を多用する職の者に加護を授ける。プルチノフはこの神の加護を受けているため、自然と元居た世界と全く異なる異世界の文字や言語が理解出来る。 ハシフ = 人馬族の信仰する草原の神。 ミラーノ = 癒しの女神。その加護は様々な傷や病、状態異常を治癒する。 メイウィザード = 美と宝物の神。その加護は鑑定能力。 クァブキ = 薬の神。神殿製ポーションの名前に使われている。 ティエンコジー = 友情の神。その加護によってプルチノフはマルセロスと友情合体を果たした。 タナーシュ = 時と英知の神。その加護の一つは記憶。 ダンジョン = 太陽神の統べるこの世に侵入を図る混沌勢力が開けた穴。放置すれば魔物を生み出す厄介な洞窟だが、お宝が眠っていることも多いので冒険者にとっては一番の稼ぎの場になる。生存本能を最大限に発揮させ、生き延びた者にはさらなる加護を与える。一見すると普通の洞窟にしか見えないが、混沌勢力特有の魔力波動が漏れ出る。長い時を経た迷宮の心核(ダンジョンコア)は人格を持つほど成長することがある。心核が天井を落とせるのは入り口と出口だけで、人間の身体でいう腹の中に相当する迷宮内部に入ってしまったものは自分の意思ではどうにもできず、免疫機能に相当する怪物たちが対処する。 太陽紋(マウナーサークル) = 太陽神マウナーの紋章。全陽教の神官が使う。 太陽鉤十字(マウナークロス) = アントニス王家とジャイヤーン王家のルーツであるリクィード王家の旧王国十字に太陽紋をあしらった紋章。新陽教の神官やアントニス王国の騎士団が使う。 混沌十字(ケイオスクロス) = 混沌勢力の使う軍旗。月と剣を表す。混沌に帰依した者が使う。トリトンの混沌十字 = トリトンの神官によって海獣の骨を削って作られた首飾り。混沌の神への帰依の証で、爪楊枝の代わりにもなる。
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