現在使用中の球場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 00:26 UTC 版)
横浜スタジアム 現在は日産・リーフを改造したものを使用。投手は運転席より1段高い位置に設けられた後席に乗車する形を取っている。かつてはトヨタ自動車からの提供でMR-Sや、日産自動車からの提供でブルーバードやBe-1(使用車両は現在、日産座間事業所で保存)、エスカルゴが使用された。 千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム) メルセデス・ベンツ・S560カブリオレを改造し、投手が乗車する側のドアをあらかじめ廃した仕様。ホーム用は白、ビジター用は黒のカラーリング。アウディ以前はボルボ・C70(ボルボディーラーの東邦オート提供)が4代に渡り使用されていて(正確にはC70の初代・同2代目前期・同2代目後期2010年モデル・同2代目後期2013年モデルと更新)で、退役車両はドアを再度付けるなど原状復帰した上でファンにオークションの形で払い下げられていた。その後は、アウディ・A5カブリオレが使用された他、電気自動車を使用していた時期がある。この電気自動車は資料館「マリーンズ・ミュージアム」に展示保存されていた(現在は撤去)。 阪神甲子園球場 以前はゴルフ場で使われる2人乗りのカートを使用していた。ラッキーゾーン撤去後はベンチ横ブルペンを使用したため廃止されたが、1999年よりスタンド下ブルペンを使用するようになりリリーフカーも復活した。なお、内野は全面土のため内野には乗り入れず、外野の芝生の切れ目手前で折り返す。復活後のリリーフカーは、ダイハツ・ミゼットII電気自動車仕様が使われたあと、2011年シーズンよりメルセデス・ベンツの日本法人がリリーフカーのスポンサーとなり、9月まではダイハツ製にベンツのステッカーを貼って使用した(但し、2011年4月15日 - 17日に開催された楽天対オリックス戦では使用せず)が、9月13日よりホームは黄色、対戦相手は白いスマート・フォーツー(第2世代・電気自動車仕様)をリリーフカーとして採用した。2016年シーズンから2021年シーズンまでは車両が第3世代のスマート・フォーツーを使用していた。2022年シーズンからはリリーフカースポンサーはトヨタ自動車に変更となり、車両もトヨタ・C+podを使用している。 (参考)社稷野球場 韓国のロッテ・ジャイアンツの本拠地。特別仕様のヒュンダイ・ヴェロスターを使用する。それ以前はMINIを使用していた。 (参考)オールスターゲームでのリリーフカー 冠スポンサーとなっているマツダの協賛で、横浜スタジアムや千葉マリンスタジアムでの試合では同社の車両(RX-8やアテンザなど)のオープン仕様車が使われる。 (参考)2020年東京オリンピックでのリリーフカーでは トヨタがIOCワールドワイドパートナーとなっているため、APM(アクセシブル・ピープル・ムーバー)をカスタムしたものを使用。
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