獣医学部設置反対
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詳細は「加計学園問題」を参照 2007年2月、東京・赤坂の料亭「佐藤」で、学校法人「加計学園」の加計孝太郎が北村を説得したが、猛反対されたと産経新聞が報じている。 2014年7月、新潟市が国家戦略特区に獣医学部新設を申請した際には、「獣医学部を新設し、経済効果が出るには10年かかる。特区は2、3年で効果が出ないと意味がない」と地方創生担当大臣の石破茂を説得し、石破も賛同したために申請が却下されたとしているが、産経新聞の取材に対し石破は「全く存じ上げない」と否定している。 2015年6月22日の獣医学会第2回理事会において、今治市の特区申請を視野に日本獣医学会の藏内勇夫は麻生太郎と下村博文に、北村は石破茂と折衝し、「一つ大きな壁を作っていただいている状況である」とし、北村の努力の結果として石破等から「いくつかの規制がかけられた」と、石破4条件への寄与について報告している。同年9月9日の獣医学会第4回理事会において、北村と藏内勇夫、石破茂で会談し、北村は石破から「今回の成長戦略における大学、学部の新設の条件については、大変苦慮したが、練りに練って誰がどのような形でも現実的に参入は困難という文言にした」と聞いたと述べている。 産経新聞によると、北村と藏内勇夫は、獣医学部の新設を阻むために、「国家戦略特別区域」の担当である地方創生担当大臣石破茂に働きかけ、日本獣医師会の強い意向により「石破4条件」が盛り込まれたため、獣医学部新設が極めて困難となったとしている。石破は産経新聞の取材に、「新潟市の獣医学部新設申請について「全く存じ上げない」、獣医師会からの4条件盛り込み要請について「そのような要請はなかった」と回答している。 前愛媛県知事の加戸守行は、北村が愛媛県まで駆け付けて反対するなどの行為があったとし、「北村さんがすべての主役を演じておられるのかな」と述べている。
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獣医学部設置反対
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詳細は「加計学園問題」を参照 2015年6月22日の獣医学会第2回理事会において、今治市の特区申請を視野に日本獣医学会の藏内は麻生太郎と下村博文に、日本獣医師政治連盟委員長の北村直人は地方創生担当大臣の石破茂と折衝し、「一つ大きな壁を作っていただいている状況である」とし、北村の努力の結果として石破等から「いくつかの規制がかけられた」として、「石破4条件」への寄与について報告している。同年9月9日の獣医学会第4回理事会において、藏内と石破、北村が会談し、北村は石破から「今回の成長戦略における大学、学部の新設の条件については、大変苦慮したが、練りに練って誰がどのような形でも現実的に参入は困難という文言にした」と聞いたと述べている。産経新聞は、「石破4条件」により獣医学部新設が極めて困難となったとしている。石破は産経新聞の取材に、獣医師会からの4条件盛り込み要請はなかったと回答している。 2016年11月22日の獣医師会のメールマガジンでは、藏内が「必ずや将来に禍根を残すであろう無責任な決定に対し、総力を挙げて反対して行きましょう」と発信し、11月28日には、内閣府主導で行っている国家戦略特別区域諮問会議における「岩盤規制改革」については「獣医学部の新設が次々と認可されるような事態は、何としてでも阻止しなければなりません」と主張、地方の同会会長へ、獣医学部新設に関わる反論の提出を求める旨を通達している。2017年1月30日発行のメールマガジンにおいて「粘り強い要請活動が実り、関係大臣のご理解を得て、何とか『1校限り』と修正された」と所属会員に報告している。 週刊新潮は2017年7月19日に、地方創生担当相の山本幸三が2016年11月17日に藏内と面会した際、「四国は、感染症にかかる水際対策ができていなかったので、新設することになった」と発言したことが獣医師会側の議事録に記載されていると報じた。山本は発言内容を否定している。官房長官の菅義偉は、山本と日本獣医師会との面会時に、藏内が「獣医学部の新設には四国と京都の名前があがった」と発言していると述べ、「加計ありき」ではなかったとしている。
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