司政官シリーズ
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『司政官シリーズ』(しせいかんシリーズ)は、眉村卓によるSF小説のシリーズで、眉村の代表作。最初の短編「炎と花びら」が1971年に発表されて以降、『引き潮のとき』まで、中短編7作、長編2作が書かれている。
- 1 司政官シリーズとは
- 2 司政官シリーズの概要
- 3 シミュレーションゲーム
照り返しの丘
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惑星テルセンに駐屯していた連邦軍がつい先日撤退した。軍はこの惑星に多数存在するロボットであるS=テルセアに対する調査を強行したあげく、失敗していた。強い自負心を抱く司政官2期生ソウマ・PPK・ジョウは、S=テルテアや元々存在していた支配種族の実態を解明してみせると意気込み、S=テルセアの存在する「エリア」のひとつにロボット官僚達を率いて調査に向かう。 掲載:1975年2月号 舞台惑星:第四五七星系第二惑星テルセン。無数の内海を持つ巨大な大陸(本土)が一つある他は、いくつかの島々で構成されている。大陸の大地は四角錐状に舗装されている他、ところどころに電波塔のある大きな森が存在する。地軸は8度。母星はG型太陽。 原住者:現在は知的生命体は存在せず、S=テルセア(テルセアの後継者の意味)と名付けられたロボットが本土にのみ存在する。銀色の金属製で、四角柱に四角錐を乗せたような形状を持つ大型の四足歩行ロボット。体長は3m弱。「エリア」ごとにわかれて存在している。かつての主人たちが存在しなくなった後も、仲間のS=テルセアを補充しながら活動を続けている。普段はのんびりと行動しているが、侵入者に対しては意外なほどの敏捷性や攻撃能力を発揮する。仲間同士や、司政官の部下のロボットとパルスで通信できる。 植民者:不在。連邦軍の撤退直後。 司政官制度発足からの経過年数:発足後数年。
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