淀川左岸線延伸部とは? わかりやすく解説

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淀川左岸線延伸部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 20:24 UTC 版)

阪神高速2号淀川左岸線」の記事における「淀川左岸線延伸部」の解説

国道1号淀川左岸線延伸部として、大阪市北区豊崎地先から門真市薭島(ひえじま)地先近畿自動車道第二京阪道路 門真JCT)までの延長8.7 km自動車専用道路事業中である。これが建設されれば、既に開通している近畿自動車道大和川線湾岸線と共に延長約60kmの大阪都市再生環状道路形成され大阪都心部の慢性的な渋滞解消につながるとされている。淀川左岸線延伸部は、大阪門真線として地域高規格道路候補路線指定されている。 この計画についてはパブリック・インボルブメント住民参画手法によって、以下の4案などが比較検討された。 A案 大半都市計画道路用地利用したトンネルにする案。 B案 A案と同じルートで、豊崎側の半分トンネルに、薭島側の半分高架にする案。 C案 大半を、用地補償伴わない深さ40m以上の大深度地下空間を通るトンネルにし、路線距離を短縮する案。 D案 豊崎側は阪神高速12号守口線森小路線利用し森小路出口以東トンネル構造延伸する案。 以上の4案を沿線住民意見参考にしつつ検討した結果として、淀川左岸線延伸部有識者委員会はA案とC案を優位としたうえで、トンネル構造主体として極力大深度地下活用するのが望ましいとする提言2006年平成18年12月15日出したトンネルなら沿道環境への影響少ないうえ、大深度地下なら用地補償不要であり工事期間の短縮図れるからである。また、沿線利便性高めるために中間おおむね国道479号大阪内環状線)との交点付近)にインターチェンジ設けるよう努力すべきとしている。 2013年平成25年1月から環境影響評価の手続き開始された。 淀川左岸線延伸部は2016年平成28年11月都市計画決定実施され2017年平成29年4月国土交通省近畿地方整備局西日本高速道路阪神高速道路の3者による合併施行方式により事業化された。淀川左岸線延伸部では大部分地下トンネルとなり、一部区間では大深度地下利用予定されている。 しかし、大阪市地質調査ミスなどにより、建設工事沿線で、地震のような揺れと、それに起因する住宅ひび割れ続出しており、大阪・関西万博開幕まで開業不透明となっている。

※この「淀川左岸線延伸部」の解説は、「阪神高速2号淀川左岸線」の解説の一部です。
「淀川左岸線延伸部」を含む「阪神高速2号淀川左岸線」の記事については、「阪神高速2号淀川左岸線」の概要を参照ください。

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