はどう‐りきがく【波動力学】
波動力学
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波動力学(はどうりきがく、英: wave mechanics)とは、オーストリア人の物理学者のエルヴィン・シュレーディンガーによる量子力学の定式化である。波動力学において、対象となる系の状態は波動関数によって記述される。波動関数の時間変化はシュレーディンガー方程式によって与えられる。
- ^ de Broglie 1925.
- ^ Davisson & Germer 1928.
- ^ Schrödinger 1926, part 1–4.
- 1 波動力学とは
- 2 波動力学の概要
波動力学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 20:34 UTC 版)
波動力学では正弦波の波数を指し、波数 k は 2π を波長 λ で割った量 k = 2 π λ {\displaystyle k={\frac {2\pi }{\lambda }}} となる。つまり、1 波長分の波を 1 個と数えたとき、波数 k は単位長さ当たりの波の個数を 2π 倍したものに相当する。このとき、k = 2π/λ は角波数 (angular wavenumber) と呼ばれる。 正弦波 u は振幅を A、振動数を ν、波長を λ とすると u = A sin 2 π ( ν t − x λ ) = A sin ( ω t − k x ) {\displaystyle u=A\sin 2\pi \left(\nu t-{\frac {x}{\lambda }}\right)=A\sin(\omega t-kx)} のように表示される。ここで、t は時刻、x は位置、ω は角振動数である。 しばしばフーリエ変換において、実空間の座標の双対として波数 k が用いられる。また量子力学においては波数ベクトル k にディラック定数 ħ を掛けた ħk が運動量 p に対応する。
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