歌舞伎・人形浄瑠璃とは? わかりやすく解説

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歌舞伎・人形浄瑠璃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:01 UTC 版)

赤穂事件を題材とした作品」の記事における「歌舞伎・人形浄瑠璃」の解説

詳細は「忠臣蔵」を参照 赤穂事件がはじめて舞台取り上げられたのは、討ち入り決行翌年である元禄16年正月江戸山村座の『傾城阿佐間曽我』(けいせいあさまそが)の五番目(大詰)である。曾我兄弟の仇討ちという建前赤穂浪士討入り趣向見せた以降浄瑠璃・歌舞伎人気題材となり、討入りから4年後の宝永3年1706年)には、この事件題材をとった近松門左衛門作の人形浄瑠璃『碁盤太平記』竹本座上演されている。そしてその集大成45年後の寛延元年8月1748年8月)に上演され二代目竹田出雲三好松洛並木千柳合作人形浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵』初演され同年12月1749年1月)には歌舞伎として上演された。同作多く観客呼び事件元にした作品群代表的存在となっている。 その他にも以下の作品がある: 『仮名手本忠臣蔵』太平記忠臣講釈』- 近松半二ら6名の合作義臣伝読切講釈』 『日本花赤穂塩竈』 『菊宴月白浪』- 鶴屋南北作。近年三代目市川猿之助が百数十年ぶりに復活上演。 『忠臣蔵後日建前』(女定九郎)- 三人主役たちの妻たちの後日談定九郎の妻が与市兵衛妻・勘平妻に仇討ちする。 『元禄忠臣蔵』- 真山青果作。二代目市川左團次のために書き下ろされ新歌舞伎傑作。 『清水一角』- 二代目河竹新七作 『松浦の太鼓』- 三代目瀬川如皐原作、勝諺 作。討ち入り待ち望む松浦侯と、俳句通じて交流がある宝井其角大高源吾などの絡み。 『土屋主税』- 初代中村鴈治郎お家芸、『松浦の太鼓』とほぼ同じ設定。 『仮名手本硯高島』 -河竹黙阿弥作。通称赤垣源蔵』。安政5年1858年5月江戸市村座初演。 『弥作の鎌腹外伝『東海道四谷怪談』- 鶴屋南北作。仮名手本忠臣蔵外伝として作られており、初演時は『仮名手本忠臣蔵』合わせて2日わたって上演された。 『盟三五大切』- 鶴屋南北作。猟奇殺人鬼の源五兵衛は実は不破数右衛門その人で、最後に討ち入り迎えが来るや即座に忠義に生きる義士にもどる。

※この「歌舞伎・人形浄瑠璃」の解説は、「赤穂事件を題材とした作品」の解説の一部です。
「歌舞伎・人形浄瑠璃」を含む「赤穂事件を題材とした作品」の記事については、「赤穂事件を題材とした作品」の概要を参照ください。

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