横浜みなと署
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「喰いタン (テレビドラマ)」の記事における「横浜みなと署」の解説
緒方 桃 演 - 京野ことみ 東大法学部卒のキャリア組刑事。階級は警部。 男勝りな性格で、他人にも自分にも厳しい優秀な刑事。しかし融通が利かず、職務に忠実すぎる傾向がある。山内署長にはオーバーワークを心配され、強制休暇としてホームズ・エージェンシーに身柄を預けられたこともあった(Part2第5話)。発言も強気だが、ごくたまに彼女なりのやさしさが伺えるセリフも吐き、全くの冷血ではない。 口癖はかなりどすの利いた声で言う「五十嵐〜!」で、一話に一回は必ず言うお決まりの台詞となっている。「お前何年刑事やってんだ!」と付け加えることもある。声の出せない時でも、スケッチブックで「いがらし〜」と書いたことも。 広島県出身で、お好み焼きを作るのは得意。激昂すると広島弁になることがある。 本人の性格と「桃」という名前のギャップもあって、あだ名は「桃ちゃん」。本人はそう呼ばれるのを嫌っているが、部下の五十嵐や子供の一も含め、レギュラーキャラの全員から呼ばれている。中盤からはほとんど気にしなくなったが、完全には吹っ切れていなかった(Part2第5話)。 事件に介入する高野のことは、特に初期は煙たがっており、彼に「桃ちゃん」と呼ばれた時は「今度下の名前で呼んだらぶっ殺す」と返していた。しかし高野の活躍に触れるうち、彼の能力自体は認めるようになる。Part2最終話で高野といい雰囲気になっていたが、その後の進展は不明である。 緒方という名の人物は原作漫画にも登場するが、漫画では高野の後輩の男性刑事であり、名前も異なるほか、高野に協力的でもある。 五十嵐 修稔 演 - 佐野史郎 緒方の部下。階級は警部補。バツイチ。口癖は、緒方の「お前何年刑事やってんだ!」に対しての「緒方警部の歳と同じくらいです」。 臆病でドジを踏むことが多い上に、調子に乗りやすく余計な行動をしてしまう性格で、そのため四六時中緒方に怒鳴られている。しかし腕っ節はあり(銃の腕前もPart2では格段に上がっている)、五十嵐による犯人逮捕のシーンも見られるなど、要所では刑事らしい活躍をしている。 人情に弱く、非情に徹しきれないところは刑事としては欠点だが、それ故に正反対の性格の緒方のパートナーとしては適任であり、緒方も本心は五十嵐を自分の右腕と認めている。高野に対しては、捜査への介入は快く思っていないものの、推理には素直に感心し、頼りにしている節も見られる。 妻とは離婚していて、その妻が引取った娘・黎がいる。月に1度の娘とのデートが現在の最大の生き甲斐だが、自分の娘と一が仲が良いことが父親として許せないらしい。一には「お父さん」と呼ばれている。 佐野は同じ枠で後に制作されたドラマ『デカワンコ』にも出演しており、そちらの役名も五十嵐である。さらに、(直属ではないが)上司役に伊東四朗も出演している。また最終話ではホームズ・エージェンシーの名前が登場している。 新海(しんかい) 演 - 新海悟 五十嵐の部下の刑事。Part2では登場しない。 深海 (ふかみ) 演 - 阿部亮平 Part2より登場。新海に代わって登場した五十嵐の部下の刑事。 山内 崇 演 - 伊東四朗(ホームズ・エージェンシーのオーナーと二役) 神奈川県警横浜みなと警察署の署長。ホームズ・エージェンシーのオーナーの兄。愛車はY50型日産・フーガ。 豪放磊落であり、部下にも気さくに接している。的確な指示・判断を下し、人情も解するなど警察署長として理想的な人物である。高野とは馬が合うらしく、彼との(特に食絡みの)会話では緒方が辟易するほどのノリのよい一面も見せている。探偵としての高野にも全幅の信頼を置いており、彼に最初に「喰いしん坊探偵、略して『喰いタン』」とあだ名を付けた張本人でもある。
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