極大呪文の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:57 UTC 版)
「DRAGON QUEST -ダイの大冒険- の呪文・技」の記事における「極大呪文の扱い」の解説
極大を冠する呪文がない系列はメラ系、ヒャド系、デイン系、ザキ系。メラ系とヒャド系に関しては、破壊する力をプラスで与えるかマイナスで与えるかが違うだけで、元々同じ系列の呪文(物質の分子運動を操る呪文・消滅呪文)の一種であると解釈されていて、この消滅呪文の極大としてメドローアが存在する。バギクロスに関しては両手から(フェンブレンの場合は体の2箇所)から放つ描写だが、「真空呪文」とも「極大真空呪文」とも記述されていないため、極大呪文かどうかは不明である。なお、『勇者アバンと獄炎の魔王』では「真空呪文」の表記で、(他者を媒介していたが)しかも片手から放っていた。 また、ゲームで使われる強弱がある呪文としてはホイミ系があるが、作中ではホイミ・ベホイミ・ベホマまでしか登場していない。これらは片手で扱う描写があり、ザオラルやラナリオンなどの高度とされる呪文は両手を使っている。 前述の通り極大規模の呪文は両手でないと扱えず、またかなり高度で限られた者しか使えない。作中で極大呪文を扱ったキャラクターは、いずれも両手を使う。アルビナスの「ニードルサウザンド」「サウザンドボール」やシグマの「ライトニングバスター」は、それぞれベギラゴンとイオ系呪文のエネルギーを片手に収束または全身から分散させて炸裂させる技のため、片手で発動できる。 ベギラゴン - 体の横で両手を上に向けて、両手を弓なりに伝わる炎の柱のようなものを発生させ、それを頭上で両手を合わせて圧縮。そして、拳を合わせたような形で両手を前に向け、撃ち出す。その際、合わせた手は、両の親指と人差し指が開いた形になる。新アニメ版ではバルジ島で使用したときは両手に作り出した光球から頭上で電流がスパークするという表現がされていたが、後にテランで使用したときには光球から原作同様の火柱が放出されている(ただし色は光球に合わせて黄色になってる)。 イオナズン - 体の横で正面に向けた手を開いてエネルギーを溜め、両手を前に突き出して撃ち出す。なお、撃つ際の手に関しては、2度とも右手の方が前に出ていて、親指が重なっている。 なお、前述の通りメラ・ヒャド系には単体での極大呪文はなく、全て片手で使用されているが、ヒャド系の中でヒャダインだけは、使った全員が両手で放つが、これより上位のマヒャドは全て片手である。ただし当時ヒャダインが全体攻撃でマヒャドがグループ攻撃だったことから、両手で放つことで広い範囲に攻撃できると取ることもできる。 同じ呪文でも、例えばヒャダルコの場合、ポップはほとんど片手で放っているのに対し、レオナは両手で放っている。しかしながらポップでも初めてヒャダルコを撃った時や、終盤でキル・トラップの炎を食い止める時は両手でヒャダルコを放っている。ヒャダルコ以外にも、バギはダイが両手で放っているのに対し、竜魔人バランは片手で放っている。ブラスや中盤までのポップのように、杖の先から呪文を放つ例もあり、モンスターであるガーゴイルやガスト、ライオンヘッドは口や目からマホトーンやベギラマを放っている。 一方、極大呪文以外は速射性があり、乱発することも可能である。
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