森家住宅(旧野村茂久馬邸)主屋
名称: | 森家住宅(旧野村茂久馬邸)主屋 |
ふりがな: | もりけじゅうたく(きゅうのむらもくまてい)しゅおく |
登録番号: | 39 - 0026 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建、瓦葺、建築面積218㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正初期 |
代表都道府県: | 高知県 |
所在地: | 高知県安芸郡奈半利町乙2595 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 土佐の交通王とされる野村茂久馬の奈半利邸として建設。道路に面した2階屋は,桁行10間,梁行3間,南北棟,入母屋造,桟瓦葺で,外観は下見板張に縦長窓を開けた洋風仕様とし,東側に生活の場としての平屋を張り出す。 |
森家住宅(旧野村茂久馬邸)蔵
名称: | 森家住宅(旧野村茂久馬邸)蔵 |
ふりがな: | もりけじゅうたく(きゅうのむらもくまてい)くら |
登録番号: | 39 - 0027 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 土蔵造2階建、瓦葺、建築面積50㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治中期 |
代表都道府県: | 高知県 |
所在地: | 高知県安芸郡奈半利町乙2595 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 敷地の北側で,主屋2階屋の東方に主屋とは棟を直交させる形で建つ。棟違いの3棟が一体となった土蔵で,全体の規模は桁行方向で4間半,梁行2間,南面に下屋を付けて3戸前共通の蔵前とする。茂久馬の先代の時代に建設と伝える。 |
森家住宅(旧野村茂久馬邸)西石塀
名称: | 森家住宅(旧野村茂久馬邸)西石塀 |
ふりがな: | もりけじゅうたく(きゅうのむらもくまてい)にしいしべい |
登録番号: | 39 - 0028 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 石造、延長6m |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正初期 |
代表都道府県: | 高知県 |
所在地: | 高知県安芸郡奈半利町乙2595 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 主屋2階屋の南西端から道路沿いに南方に延びる当地方特有の「いしぐろ」塀。切石積の基礎に浜石を練積みとし,頂部に瓦葺の小屋根を載せる。塀厚は50cm,高さ2.5m,延長6mで,両端部は切石の隅石で固める。 |
森家住宅(旧野村茂久馬邸)南石塀
名称: | 森家住宅(旧野村茂久馬邸)南石塀 |
ふりがな: | もりけじゅうたく(きゅうのむらもくまてい)みなみいしべい |
登録番号: | 39 - 0029 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 石造、延長19m |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正初期 |
代表都道府県: | 高知県 |
所在地: | 高知県安芸郡奈半利町乙2595 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 敷地の南辺に位置し,道路に沿って築造される。西石塀と同様に,奈半利特有のいわゆる「いしぐろ」練塀で,塀厚50cm,塀高2.5m,折れ曲がり延長19mの規模を有する。屋敷構えを構成する要素であるとともに,奈半利特有の街路景観をもつくる。 |
森家住宅(旧野村茂久馬邸)東石塀
名称: | 森家住宅(旧野村茂久馬邸)東石塀 |
ふりがな: | もりけじゅうたく(きゅうのむらもくまてい)ひがしいしべい |
登録番号: | 39 - 0030 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 石造、延長19m |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正初期 |
代表都道府県: | 高知県 |
所在地: | 高知県安芸郡奈半利町乙2595 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 敷地の東辺に位置し,小路に沿って建つ。西石塀・南石塀と同様の端部を切石の隅石で納めた小屋根付き「いしぐろ」塀で,塀厚50cm,塀高2.5m,延長19m。ほぼ中央部に裏口1所を設け,煉瓦でアーチ状に開口をつくっている点に特色がある。 |
森家住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 05:14 UTC 版)
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![]() 外観 | |
所在地 | 奈良県奈良市南城戸町66-1 |
位置 |
北緯34度40分39.75秒 東経135度49分38.95秒座標: 北緯34度40分39.75秒 東経135度49分38.95秒 |
類型 | 町家 |
形式・構造 | 切妻造段違、桟瓦葺、背面屋根一部入母屋造 |
建築年 | 明治20年代頃 |
文化財 | 奈良市指定文化財 |
森家住宅(もりけじゅうたく)は、奈良県奈良市南城戸町にある歴史的建造物。町家。奈良市指定文化財。
概要
南隣にある細川家の隠居所として建てられたと伝えられ、明治20年代頃の建築と見られる[1]。
2004年(平成16年)3月3日、奈良市指定文化財(建造物)に指定された[2]。
2011年(平成23年)、半解体修理が為され、丸太格子や通り土間が復元されるなど、建築当初の姿が再現されている[1][2]。
構造
通り土間を南側に通し、居室は北側に4室並ぶ[2]。通り土間は居室より奥行が短く、屋根が一段低い[2]。
建物正面の丸太格子は奈良の町家に特色的なもので、「奈良格子」とも呼ばれる[2]。
居室の壁は青竹色の色土(いろつち)で仕上げられ、皮付き丸太の床柱、網代(あじろ)天井で茶室風に造られたミセノマなど、数寄屋趣味が随所に見られる[1][2]。
奥の庭に面する座敷の西と南に縁が設けられ、南縁の上方屋根が入母屋造となっている[2]。
交通アクセス
近鉄奈良駅4番出口より南へ徒歩10分・JR奈良駅から東南に徒歩15分[2]。
出典
参考文献
- 奈良市教育委員会 案内板
- “森家住宅”. 奈良市. 2016年7月26日閲覧。
関連項目
外部リンク
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