森原中学校卓球部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/18 01:37 UTC 版)
日向 伊智朗(ひなた いちろう)/イチロー 本作品の主人公。森原中学校1年生。1年半前に火事で父親と記憶を失った過去がある。その後転校してからは親友である内田に誘われるままに野球部に入っていたが、級友からは「まんべんなくダメっ子」といわれるほど、何をやっても冴えなかった。しかし2年前に対戦したヨルゲンと再会し、彼に過去の自分が卓球をしていたことを教えられ、卓球部に転部する。名前の由来は卓球の偉人・荻村伊智朗。オールラウンド型で、卓越した記憶力と持久力、瞬発力をもつ。 宮原 博治(みやはら ひろじ)/ヒロ 3年生。卓球部の創部者。 左利き。世界卓球出場選手を破るほどの実力者。イチローに「ヒナ」、轟木に「ロッキー」など、人にあだ名を付ける癖がある。星座に多大な興味を持っており、自分をアンタレスと称したり、ライバル校である紫王館の最上と源をオリオン座に例えたりする。妹には音痴なところとポエミィなところが残念だと言われる。 宮原 愛(みやはら あい) 1年生。イチローのクラスメイトで女子卓球部員。ヒロの妹。やや天然なところがある。兄とおそろいの髪飾りをつけており、とても仲が良い。 轟木 誠治(とどろき せいじ)/ロッキー 2年生。元・ボクシング全日本アンダージュニア優勝者。左手は小学生時代の事故の影響で損傷し、義手となっている。小学生時代は“東の闘犬”として恐れられていた。”西の狂犬”こと城島浩二とは小学生のころからの因縁の間柄であり、頻繁に喧嘩をしては顧問に怒られている。 元々はプロボクサーになるのが夢で、同じくプロボクサーでチャンピオン経験者だった父親からボクシングの英才教育を受けていた。小学6年生のときに鍛えた拳を喧嘩に使ったことがばれて、父親から激しく叱られ、その後、今までのケジメを付けようと城島と面会した帰り、工事現場の落下事故で左手を損傷してしまう。以降、父親とは口を利いていないが、引きずっているのは父親だけで、誠治の方はあまり気にしていない。本人曰く、今前を向けているのは浩二のおかげらしい。 城島 浩二(じょうじま こうじ)/ジョー 2年生。小学生時代は“西の猛犬”として恐れられていた。父親は町の名士であり、裕福な家庭で育つも、何かと優秀な兄と比べられることでグレてしまった。不良仲間から裏切られ、居場所をなくしていたところを、宮原博治に卓球部に誘われる。以来、自分を救ってくれたヒロのことをとても慕っており、決して「逃げないこと」を信条としている。 岩元 繁雄(いわもと しげお)/シゲ 3年生。男子卓球部のキャプテン。ヒロの幼馴染。部活と勉強を両立しており、学年では常に10位以内にいる。堅守のカットマンタイプで、個人戦でも県大会に出場できる実力がある。 獅子内 空(ししうち そら) 1年生。卓球ショップ・レオの跡取り息子。やや商売気質なところがある。 障子田 陸(しょうじだ りく) 1年生。卓球初心者。運動は得意。 御子柴 海(みこしば まりん) 1年生。卓球経験者。料理が得意。 埋金 連十郎(うめがね れんじゅうろう) 2年生。男子卓球部の副キャプテン。轟木誠治と同じ小学校出身。 鳥飼 歩(とりかい あゆむ) 2年生。物静かな先輩。 西澤 雪乃(にしざわ ゆきの) 卓球部顧問であり、イチローのクラスの担任教師。担当は国語。25歳独身。学生時代はバスケ部に所属していて、卓球にはあまり詳しくない。
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