株式会社ソーテック
コンピュータの企画開発・製造販売・輸出入、周辺機器の開発・販売、インターネット電子商取引、古物の売買業務、顧客サポート、テクニカルサービス、保守修理
事業区分 | : | PC周辺機器 PC本体 EC・物販 |
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代表者名 | : | 山田健介 |
本社所在地 | : |
103-0004 東京都 中央区 東日本橋1-11-15 リバーサイド和興ビル |
企業URL | : | http://japan.zdnet.com/company/20013065/ |
設立年月日 | : | 1984年04月03日 |
上場区分 | : | 上場 |
従業員数 | : | 166名 |
決算期 | : | 3月 |
資本金 | : | 8,522,320,000 円 |
売上高 | : | 15,853,000,000 円 |
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株式会社ソーテック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 09:40 UTC 版)
主に日本国外向けラップトップ型、ノート型PCの製造販売、OEMを手掛けていた。 1997年、生産依託先の三宝コンピュータ(トライジェム)に事実上買収され、国内向けデスクトップ型PC販売へ進出。1999年、10万円を切るパソコンを発表。「しまったー! 99800円のパソコンなんてどう考えても安くしすぎだ! うっかり、してました」という特徴的なコーラスのテレビCMを放映し、消費者にインパクトを与えた。同時にダイレクト販売も開始した。 しかし、品質管理の甘さ(これは後年ソーテック自身が認める事になる)により多くのクレームを引き起こした。サポートの対応も粗雑であるとの評が広がり、同社は著しく株を落とした。加えてiMacに酷似した一体型パソコン「e-one」の販売差止が痛手となり、結果的に筆頭株主が三宝からキョウデンに交替しキョウデングループ入りした。 その後はCD-R/RWドライブ搭載製品をいち早く販売したり、特定のプロバイダと契約することによりパソコンを無料で寄贈する「タダパソ」のサービスを2007年1月まで実施するなど、従来の常識にとらわれない斬新なアイデアを盛り込んだ製品を多数送り出したが、一方でキョウデングループ傘下になって以降もサポートの対応は改善されなかった。電話は混雑して繋がらず、ソーテックも「電話、1台しかないんか!」と題する自虐的広告を出す程だった。その結果知名度は再び上昇したが、皮肉にも売上高は急降下することとなる。 2004年、キョウデンが持ち株をロスチャイルド・三井物産合弁のアクティブ・インベストメント・パートナーズに売却。創業者の大邊創一がソーテックを離れ、新たに工人舎(後述のものとは別の新会社)を設立した。 2007年7月2日、大手音響メーカオンキヨーによる公開買い付けおよび第三者割り当ての引き受けにより、オンキヨーの子会社となることが決定。続く2007年9月、菅正雄を代表取締役社長に迎える。新体制としてオンキヨーとソーテックの組織体制の統合、営業拠点の統合がスタートする。 2008年6月を目途に、修理・保守、問い合わせに対応するリペアセンターとコールセンター機能を、PC生産拠点(鳥取オンキヨー)と一本化することを発表。統合により迅速な修理・保守体制を確立することで、消費者へのサービス、満足度を高めることを目標とする。なお、2008年に入り営業拠点の統合が完了した。 2008年3月19日、9月1日をもってオンキヨーに吸収合併されることを発表。9月1日に正式に解散、ソーテックはオンキヨーが発売するPCのブランドとなった。
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