株式会社ソーテックとは? わかりやすく解説

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株式会社ソーテック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 09:40 UTC 版)

ソーテック」の記事における「株式会社ソーテック」の解説

主に日本国外向けラップトップ型ノート型PC製造販売OEM手掛けていた。 1997年生産依託先の三宝コンピュータトライジェム)に事実上買収され国内向けデスクトップ型PC販売進出1999年10万円を切るパソコン発表。「しまったー! 99800円のパソコンなんてどう考えて安くしすぎだ! うっかり、してました」という特徴的なコーラステレビCM放映し消費者インパクト与えた同時にダイレクト販売開始した。 しかし、品質管理甘さ(これは後年ソーテック自身認める事になる)により多くクレーム引き起こしたサポートの対応も粗雑であるとの評が広がり同社著しく落とした加えてiMac酷似し一体型パソコンe-one」の販売差止痛手となり、結果的に筆頭株主三宝からキョウデン交替しキョウデングループ入りした。 その後CD-R/RWドライブ搭載製品いち早く販売したり、特定のプロバイダ契約することによりパソコン無料寄贈する「タダパソ」のサービス2007年1月まで実施するなど、従来常識にとらわれない斬新なアイデア盛り込んだ製品多数送り出したが、一方でキョウデングループ傘下になって以降サポートの対応は改善されなかった。電話混雑して繋がらず、ソーテックも「電話、1台しかないんか!」と題する自虐的広告を出す程だった。その結果知名度は再び上昇したが、皮肉にも売上高急降下することとなる。 2004年キョウデン持ち株ロスチャイルド三井物産合弁のアクティブ・インベストメント・パートナーズに売却創業者の大邊創一がソーテック離れ新たに工人舎後述のものとは別の新会社)を設立した2007年7月2日大手音響メーカオンキヨーによる公開買い付けおよび第三者割り当て引き受けにより、オンキヨーの子会社となることが決定。続く2007年9月正雄を代表取締役社長迎える。新体制としてオンキヨーソーテック組織体制統合営業拠点統合スタートする2008年6月目途に、修理保守問い合わせ対応するリペアセンターとコールセンター機能を、PC生産拠点鳥取オンキヨー)と一本化することを発表統合により迅速な修理保守体制確立することで、消費者へのサービス満足度高めることを目標とする。なお、2008年入り営業拠点統合完了した2008年3月19日9月1日をもってオンキヨー吸収合併されることを発表9月1日正式に解散ソーテックオンキヨー発売するPCブランドとなった

※この「株式会社ソーテック」の解説は、「ソーテック」の解説の一部です。
「株式会社ソーテック」を含む「ソーテック」の記事については、「ソーテック」の概要を参照ください。

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