いったいがた‐パソコン【一体型パソコン】
読み方:いったいがたぱそこん
一体型パソコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 17:21 UTC 版)
「デスクトップパソコン」の記事における「一体型パソコン」の解説
ウィキメディア・コモンズには、一体型パソコンに関連するカテゴリがあります。 オールインワンの設計思想を導入して、ディスプレイまたはキーボードが筐体と一体になっているパソコンを一体型パソコンと呼ぶ。8ビットCPUの時代は、キーボード一体型が全盛であった。また、ディスプレイ一体型は現在に至るまで省スペース家電的な販売がされている。 ほとんどの場合、拡張性が犠牲になっているが、省スペースで配線の手間が省けることや、液晶ディスプレイ一体型の場合、液晶ディスプレイ単体とほとんど変わらないスペースに設置でき、省スペース性が高い。機種によってはノートパソコン以上に省スペースであり、企業内に大量に導入されることも多い。VESAの液晶取り付け規格に対応していれば、「壁掛けパソコン」が実現できるモデルもある。しかしメモリの増設など、パソコンの内部を見る際に付属のパーツごと持ち上げたりしなければならず、拡張時に手間がかかる事が多い。また、ディスプレイが壊れるとその他の部分が故障していなくても事実上使えなくなる(外付けディスプレイをつなげれば使えるが、省スペース性が損なわれることになる)。 日本メーカーから国内向けに販売される機種が多かったが、その省スペース性から、HP、デル、ASUSなどからも低価格の一体型パソコンが販売され、アメリカ合衆国などでも一般家庭向けデスクトップパソコンの主流になりつつある。なお、低価格パソコンの一端には「インターネットに接続して必要最小限なブラウジングが可能」というインターネット端末としての廉価版を目指したジャンルもあり、これを指して「ネットブック」とも呼ぶ。
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