東恩納寛惇

焼酎・泡盛用語集

東恩納寛惇（ひがおんなかんじゅん）

明治一五～昭和三八年。歴史家。きゅう州（きゅうしゅう）と号す。著書『泡盛雑考』でタイ国の国立醸造所でみたラオ・ロンのつくり方や酒の風味が泡盛と似ていることを指摘した。那覇東町に生まれ、沖縄県立中学校より熊本の旧制五高を経て東京帝国大学文科大学史学科に進み、国史学を専攻。卒業後、東京府立一中教諭から旧制東京府立高校教授となり、昭和二四年、拓殖大学教授。昭和三八年、東京都世田谷区東玉川の自宅で逝去。沖縄の歴史・文学に関するもののほか地名・人名・工芸・芸能・物産など幅広い著作がある。沖縄県立図書館に生前収集した蔵書3,384点が東恩納寛惇文庫として保管され、広く利用されている。

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東恩納寛惇

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東恩納 寛惇（ひがしおんな かんじゅん、1882年10月14日 - 1963年1月24日）は、沖縄の歴史学者・郷土史家・沖縄史家。東京帝国大学卒業。旧制府立高等学校、法政大学、拓殖大学各教授、拓殖大学図書館長、拓殖大学第一高等学校四代校長。沖縄県那覇出身。