昭和第2期ウルトラシリーズとは? わかりやすく解説

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昭和第2期ウルトラシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:26 UTC 版)

ウルトラシリーズ」の記事における「昭和第2期ウルトラシリーズ」の解説

帰ってきたウルトラマン 1971年4月2日- 1972年3月31日放送。全51話。 ウルトラマンA 1972年4月7日 - 1973年3月30日放送。全52話ウルトラマンタロウ 1973年4月6日 - 1974年4月5日放送。全53話。 ウルトラマンレオ 1974年4月12日 - 1975年3月28日放送。全51話。 「TBSウルトラシリーズ」は『セブン』をもって終了するが、円谷プロとしてのウルトラシリーズ」は、以後断続的に制作された。まず、『帰ってきたウルトラマン(以下、帰マン)』が『セブン』放送終了から2年半の歳月経て、同じTBS番組枠1971年4月をもって放映開始され、ここに円谷プロの「ウルトラシリーズ」が再開されることとなった関西圏では、第1期ウルトラシリーズ続き当時のネット局ある朝日放送で放映第二次怪獣ブーム変身ヒーローブームの中核となった本シリーズは、TBSプロデューサー橋本洋二当時)の意向強く打ち出されスポ根ブームの影響強く受けて人間ウルトラマン成長」というテーマ重視し青春ドラマホームドラマ色彩強くなっている。 いずれの作品も、主人公成長途上青年として描かれている。ウルトラマン一心同体となった彼らが、ウルトラマンの力ゆえに苦悩したり仲間との軋轢抱える、怪獣宇宙人との戦いの中で大切なものを失う、変身後のウルトラマン時には敵に苦戦する、といった数々の困難を乗り越えて成長する様が、ドラマ主軸据えられていた。 主人公私生活主人公を兄のように慕う少年中心に主人公取り巻市井の人々との交流多く描かれていた。少年家族との死別乗り越え、そして主人公教え導かれながら成長していった。 本シリーズ最大特徴は、『帰マン』での初代ウルトラマンウルトラセブン客演から始まり『A』で「ウルトラ兄弟」の設定確立し、『タロウ』でそれを発展させて「ウルトラファミリー路線」が打ち出されたことである。この試みによって本シリーズ4年間も続くロングランとなり、仮面ライダーシリーズとともにブーム中核担っていた。 「ファンタスティック コレクションNo.10 空想特撮映像すばらしき世界 ウルトラマンPARTII」(1978年朝日ソノラマ)では、本シリーズ作劇ウルトラファミリー設定が「第1期ウルトラシリーズでのSF性が蔑ろにされている」や「ウルトラマン卑小化」と批判されていた。同書定本に、1982年から1995年まで「不滅ヒーロー ウルトラマン白書」が第4版まで出版されたが、これには従来通り論評再録されていた。 しかし、1990年代後半辰巳出版から出版された「検証第2次ウルトラブーム」と銘打つ作品別書籍では、第1期ウルトラシリーズ基準捉えた前述論調対す反論として、各作品持ち味当時時代社会背景などを考慮した再評価再検が行われた。

※この「昭和第2期ウルトラシリーズ」の解説は、「ウルトラシリーズ」の解説の一部です。
「昭和第2期ウルトラシリーズ」を含む「ウルトラシリーズ」の記事については、「ウルトラシリーズ」の概要を参照ください。

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