昭和第1期ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:26 UTC 版)
「ウルトラシリーズ」の記事における「昭和第1期ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)」の解説
『キャプテンウルトラ』は、正式な「TBSウルトラシリーズ」の番組の一つであるが、これは東映制作作品であるので、「円谷プロ(円谷特技プロ)の制作番組群としてのウルトラシリーズ」には含まれない。また、同じく正式な「TBSウルトラシリーズ」の番組のひとつである『怪奇大作戦』は、円谷特技プロの作品であるが、現在は円谷プロ自身がシリーズに加えていないようである。 したがって、円谷プロに限って「昭和第1期ウルトラシリーズ」という呼称を用いるなら、以下の3作品がこれに当たる。 ウルトラQ 1966年1月2日 - 7月3日。全28話。 ウルトラマン 1966年7月17日 - 1967年4月9日放送。全39話。 ウルトラセブン 1967年10月1日 - 1968年9月8日放送。全49話。 円谷プロが制作し、日本で初めて大がかりな特撮を導入したテレビドラマ『ウルトラQ』が大ヒットとなり、その後継作として制作された『ウルトラマン』が最高視聴率42%の特大ヒットとなったため、「空想特撮シリーズ」、または「ウルトラQ空想特撮シリーズ」と銘打たれる最初の番組シリーズとなった。 この円谷プロ「ウルトラシリーズ」(空想科学シリーズ)は、朝日ソノラマの「ファンタスティック・コレクション」シリーズなど、1978年以降の商業出版物によって再評価が始められた。これらの出版物では、『Q』から『セブン』までの3作品を「第1期ウルトラシリーズ」と総称し、以後定着したが、これはあくまで現在の呼称であり、放映当時のものではない。
※この「昭和第1期ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)」の解説は、「ウルトラシリーズ」の解説の一部です。
「昭和第1期ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)」を含む「ウルトラシリーズ」の記事については、「ウルトラシリーズ」の概要を参照ください。
- 昭和第1期ウルトラシリーズのページへのリンク