早池峰水源の森とは? わかりやすく解説

早池峰水源の森

早池峰水源の森

早池峰水源の森
 
1.森林状況  
面積:5,463ha
標高700〜1,914m
森林種類天然林100%
主な樹種アオモリトドマツヒバブナ針葉樹20% 広葉樹80%)
林齢145年170年
制限指定:  
自然環境保全地域 昭和50年  
早池峰国定公園 昭和57年  
鳥獣保護区特別保護地区) 昭和63年  
森林生態系保護地域 平成5年
2.水源状況   
種類流水閉伊川稗貫川)、ダム貯水石渕ダム)  
利用状況水道1,000m3/日、工業用水21,600m3/日、発電用1,400kw  
水源流量17,250,000m3(ダム貯水量)
3.地域概況  
北上山地最高峰早池峰山閉伊川(へいがわ)と稗貫川(ひえぬきがわ)の源流にあり、生活用水の他、農業用水漁業施設育んでます。南面切り立つ急斜面北面穏やかな山腹面が広が り日本唯一この峰に自生するハヤチネウスユキソウをはじめ、ナンブトラノオ等、稀産種、南限種等、高山植物宝庫となってます。  早池峰山は、古くから信仰霊山として崇められきました。そのため、高山植物をはじめ、アオモリトドマツヒバブナ等の鬱蒼とした原生林主体に、貴重な自然が多く残され地域になっており、周辺には、山岳博物館各種森林レクリエーション施設があり、県内外から年間18万人もの登山客や観光客訪れます。  
所在地岩手県遠野市 大迫町 川井村
4.アクセス   
列車JR東北新幹線新花巻駅下車河原行きバス乗り換え河原坊」下車7月8月のみ運行)、徒歩3時間で早池峰山頂   車:JR東北新幹線新花巻駅」より2時間10分で「河原坊」
問い合わせ先大迫町役場農林課 0198-48-2111

早池峰水源の森

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 05:24 UTC 版)

早池峰山」の記事における「早池峰水源の森」の解説

山域は早池峰国定公園指定区域であり、は「早池峰水源の森」として水源の森百選指定されている。 山岳面積(ha)標高(m)人工林(%)天然林(%)主な樹種制限種類流量(m³/日)早池峰山 5463 700~1914 0 100 ヒバ・ブナ・アオモリトドマツ 自然環境保全地域鳥獣保護区特別保護地区)・森林生態系保護地域 流水閉伊川稗貫川)、ダム貯水早池峰ダム二級河川閉伊川北上川水系稗貫川源流水源林であり、稗貫川早池峰ダム貯水され灌漑用水発電利用されている。また、イワナ等の養殖にも利用されている。 所在地岩手県遠野市 花巻市 宮古市データ指定1995年平成7年7月

※この「早池峰水源の森」の解説は、「早池峰山」の解説の一部です。
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