ハヤチネウスユキソウとは? わかりやすく解説

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早池峰薄雪草

読み方:ハヤチネウスユキソウ(hayachineusuyukisou)

キク科多年草高山植物園芸植物

学名 Leontopodium hayachinense


ハヤチネウスユキソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 18:43 UTC 版)

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ハヤチネウスユキソウ
岩手県早池峰山 2014年7月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: ハハコグサ連 Gnaphalieae
: ウスユキソウ属 Leontopodium
: ハヤチネウスユキソウ
L. hayachinense
学名
Leontopodium hayachinense
(Takeda) Hara et Kitam. (1935)
和名
ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)[1]
ハヤチネウスユキソウの生育地

ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草、学名Leontopodium hayachinense)は、キク科ウスユキソウ属多年草高山植物[1][2][3][4]

北海道の大平山と崕山に特産するオオヒラウスユキソウは、本種の変種とされたことがあった[2]が、独立した別種とされている[1][4]

特徴

ウスユキソウ属では大型で、の高さは10-20(30)cmになり、分枝しないで、白い綿毛がある。根出葉は線状倒披針形で、長さ3-8cmになり、両面に白毛がある。茎につく葉は7-10個が互生し、線状披針形で先端がとがり、長さ3-5cm、幅4-6mmになり、基部は細くなり茎を抱く。表面の綿毛は少なく緑色で、裏面は灰白色の綿毛が密生する[1][2][3][4]

花期は7-8月。頭花は4-8個あり、総苞は径7-9mm。頭花の縁に星状につく苞葉は5-15個あり、径4-6cmになり、灰白色の綿毛が密生し、先端はとがる[1][2][3][4]

分布と生育環境

岩手県早池峰山特産で、山頂部の蛇紋岩地の礫地に生える[1][2][3][4]

保全状況評価

絶滅危惧IB類 (EN)環境省レッドリスト

(2012年環境省レッドリスト)

ギャラリー

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 『山溪ハンディ図鑑8 高山に咲く花』pp.22-23
  2. ^ a b c d e 『日本の野生植物 草本III 合弁花類』pp.205-206
  3. ^ a b c d 『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』pp.70-71
  4. ^ a b c d e 『新牧野日本植物圖鑑』p.755

参考文献





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