旧OVA版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:04 UTC 版)
「イングラム (機動警察パトレイバー)」の記事における「旧OVA版」の解説
1号機には野明によって「アルフォンス」という愛称が与えられているが、劇中での呼称は「98式」で「イングラム」という名称は登場していない。また第二小隊の装備は、レイバー以外はすべて中古品となっており、移動用の98式キャリアは固定用ボルトを増設しただけの自衛隊のお下がり、97式指揮車は第一小隊からのお下がりである。また3号機も存在するが、劇中では第1話のセリフ中と、第5,6話において制圧された二課棟で2号機の後ろに立っているシーンがあるのみである(時間軸が同じである小説版では何度か運用されている)。 第2話冒頭に翼とブースターを装備した98式AV2なる機体が登場するが、これは野明の夢の中での出来事だった。 他メディア版との目立った違い(1号機)は以下の点。 肩部赤色回転灯の幅が大きく、橙色灯がない。 同回転灯の発光・回転部分が片側1基。 左腕シールドの形状および、腕への固定方式(方型1ボルト固定式)。 ペリスコープ窓の形状。 固定式赤色点滅灯を装備している。 頭部アンテナの形状。特に左アンテナ(マルチモード・アクティブ・アンテナ・システム)接合部が細くなっており、2本のロッドアンテナがある。 旧OVA版固有の背面、肩部、シールドなどの部隊章マーキング、ナンバリングペイントなど。なおこれは他メディア版も登場メディアごとにマーキングなどには差異が生じている。 リボルバーカノンの口径は20ミリ。全長は1メートル30センチ。銃口には8本のライフリングが刻まれている。コルト・パイソンにも似たオリジナルの形状をしている。媒体によってはパイソンそのままの形状のものが装備されることも稀にあった。 発砲の際にはメインカメラ保護用のカバーがフェイスマスク内側からせり上がる機能があり、旧OVA版ではOPと、Vol.3『4億5千万年の罠』で特車二課が未確認生物殲滅のために出動し、東京湾岸(隅田川河口・竹芝桟橋付近)で射撃の準備に入った際に使用している。 太田が搭乗する2号機は「1号機と違う」という点では実写版を除く他メディアと同様であるが、その様相が他の作品の2号機とは異なっているため特記する。 Vol.1の初登場時、すなわち配備当初からVol.3まではコミック版と同様に1号機とまったく同じ外見だったが、Vol.4『Lの悲劇』から、2号機のみ頭部と右肩が、作中では特に理由が語られること無く変更された。 頭部はカメラゴーグル中央に白い支柱が1本入っているが、それ以外は1号機と基本的に共通の意匠。 右肩は完全に別形状となり、しかも赤く塗装されている。そのため右肩のパトライト部分は青の回転灯となった。模型誌の記述によれば、これは『装甲騎兵ボトムズ』のレッドショルダー隊に肖った物であるとの説がある。 なお、劇場版1のノベライズにあたる「風速40メートル」には、文中に2号機はこの肩の赤い旧OVA版準拠仕様であったと取れる描写がある。しかし、挿絵には劇場版1仕様の2号機が描かれている。
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第4話では富士のレイバー隊員養成施設「レイバーの穴」にて教習用に使用されていた。後藤らがカモフラージュネットやドロ、ドライアイスで偽装し、幽霊レイバーに見立てて弛みきった第二小隊メンバーたちを脅した(通称「溶解レイバー」)。
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