日本の公務員の制帽の帽章の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 01:19 UTC 版)
「帽章」の記事における「日本の公務員の制帽の帽章の例」の解説
旧日本陸軍:五芒星。近衛師団附は桜葉が付く。(日本陸軍の軍服)。 旧日本海軍:士官は桜に錨に円廊を桜葉と蕾(抱き茗荷)が囲む意匠。下士官用では初期は錨に円廊、太平洋戦争中に改正され士官用に類似した意匠となる。兵用ではペンネントが用いられた。(日本海軍の軍服)。 陸上自衛隊:桜星と桜葉。近衛兵帽章に類似するが着用位置等異なる。幹部・陸曹用と陸士用でデザイン、素材が異なる。 海上自衛隊:幹部自衛官は桜に錨と輪金。幹曹士ともに旧海軍のものに類似するが、細部異なる。 航空自衛隊:五芒星が入り翼が生えた日の丸の上にワシ。航空自衛隊旗や航空自衛隊章に用いられる意匠と同様。 警察:花と葉(男性用5枚、女性用3枚)がある桜の枝で囲まれた五角形の光条を持つ旭日章。「国警五(三)枚葉旭日章」と呼ばれる。 刑務官:花と葉がある桜の枝で囲まれた五角形の光条を持つ旭日章。警察の物に近いデザインだが、花・葉・旭日章ともに銀色で旭日章の外側に刑務所の塀を象徴する輪 がある。 衆議院と参議院の衛視:花と葉がある桜の枝で囲まれた五角形の光条を持つ旭日章。警察の物に似ているが、葉の数が多い。 消防:消防章(雪の結晶と日章に水柱のイメージ、全方向に向いた6本の管槍(かんそう、放水用ノズル)、中央には巻かれたホース、以上の組み合わせ)。消防章を桜の形で囲むと消防庁章。 消防団員:桜花とY字型の消防徽章(戦前の消防組の消防徽章と同じ)の組み合わせ。 海上保安官:32方位の方位磁針と旭光、救命浮環、鴎、梅の模様。 入国審査官・入国警備官:鳩と旭光と「I.A.」の文字に「IMMIGRATION」の黒文字入りリボン。 税関職員:銀色の篆書体で「関」の字。囲むように桜の花と葉5枚。 検疫官:金色の錨、銀色の翼、銀色の「Q」の字。囲むように銀色のつぼみを持つ金色の桜の葉7枚。 家畜防疫官:銀色の橄欖で囲まれた銀色の日本政府紋章(五七の桐)。 植物防疫官:金色の橄欖で囲まれた金色の日本政府紋章。 船員労務官:金色の橄欖で囲まれた金色の錨と浮輪、カモメ。 日本国有鉄道:日本政府紋章と蒸気機関車の動輪。 郵政省:伝書鳩のイメージ。羽ばたく鳩が足に手紙をつかむ。 警防団:旭光と桜花の組み合わせ。 消防組:Y字型の消防徽章。
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