日本における分類
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第1種車止め 線路を覆うように砂利を盛っただけのものを言う。設置・撤去が容易であるため、主に安全側線や、近い将来に延伸(=車止めの撤去)の予定がある暫定的な終端等で使われる。砂利は線路下に敷いてあるバラストと同じ材料を使用するため、コスト面ではコンクリート式に比べて有利である。簡単に崩れやすい構造のため、万一の際に車両や乗客・貨物に与えるダメージが小さい反面、強度は高いとは言えない。その強度を補うため設置には数十m単位の細長い用地が必要で、長さは手前1kmの平均勾配で決められている。近年はコスト面からバラスト式の採用も目立ってきている。 第2種車止め 鋼材を櫓型に組んで作られたもの。最も一般的で、引き上げ線や電留線などに幅広く使用される。設置に必要な用地が短くて済み、また材料には古レールなどの既存資材を有効活用した例が多く見られる。部分廃止などで新たに設置されるのは大抵このタイプ。 第3種車止め レールを上方に向かって(逆U字形に)曲げることで車止めの機能を果たすもの。設置にあたって特別な材料や用地を必要としない反面、構造が簡易的で強度はさほど高くない。主に保線材料線等の終端で使われる。 第4種車止め コンクリートの塊を線路端に置いたもの。制走堤とも言う。設計次第では車止めを挟んで両面から使用できるため、用地の有効活用が求められる留置線で多用される。秋田駅や箱根湯本駅、新白河駅などでは、同じホームに面し元々1本に繋がっていた線路を改軌などの際にホーム中程で分断し、その両側をそれぞれ行き止まりの別々のホームとして機能させるために採用されている。 第1種車止め 第2種車止め 第3種車止め、手前に枕木を設置 第4種車止め。車止めを挟んだ両面を使用した例(箱根湯本駅) 同じ車止めの反対側
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日本における分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 08:18 UTC 版)
日本における火縄銃の分類として、弾丸重量によるものと製作地・流派によるものの二つに大別される。火縄銃の弾丸は鉛の球弾であり、鉛の重さが決まればその玉の直径は常に同じとなることから、弾丸の重さによって口径を示す方法が広く用いられていた。
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