日本における切手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 23:48 UTC 版)
詳細は「日本の切手」を参照 日本で最初に発行された切手は、1871年(明治4年)4月20日に発行された竜文切手であり、48文、100文、200文、500文の計4種である。この当時はまだ通貨改革が行われていなかったため、江戸時代の通貨による額面表示がなされていた。翌1872年(明治5年)には「銭」の単位に変更された竜銭切手が発行された。なお、前2者をあわせて竜切手と呼称する。1883年(明治16年)には「円」の単位が表記された切手が発行された。 日本切手では、戦前は「大日本帝国郵便」と表記されるとともに菊花紋章が入っていたが、戦後は「日本郵便」と表記されるようになった。また1966年1月以降に発行された切手では、ローマ字による国名表記を求めるUPUの決定に従って「"NIPPON"」と表記されている。 日本でこれまでに発行された切手は、『さくら日本切手カタログ2018』に掲載された分だけで約8,100種類に達し、その後も増え続けている。日本郵便株式会社の切手・葉書室には7人の切手デザイナーがおり、新たな切手を毎年発行している。形も長方形だけでなく、中には円形やハート型、キャラクターをかたどったものなど多種多様である。下記は日本で発行された、主な切手の種類である。分類は、発行目的によって区分した。
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