日本におけるリゾート開発とは? わかりやすく解説

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日本におけるリゾート開発

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 06:43 UTC 版)

リゾート」の記事における「日本におけるリゾート開発」の解説

避暑地#日本における避暑地」も参照 日本における近代リゾート開発は、明治時代外国人山岳避暑地として始まる。現在の兵庫県神戸市六甲山において、1874年明治7年)に日本最初近代登山外国人パーティにより行われその後登山道ハイクのための山上歩道整備が行われた。次いでイギリス人貿易商A.H.グルーム1895年明治28年)に三国池の畔に別荘建てたのを始まりとして別荘地形成され1903年明治36年)に日本初となるゴルフ場開場するなどレジャー用施設建てられた。これらは全て神戸外国人居留地欧米人により行われた高原避暑地として広く知られる長野県軽井沢は、1888年明治21年)よりカナダ人宣教師アレクサンダー・クロフト・ショー別荘地建設したことが始まりである。1893年東京鉄道直結されたこともあって、明治期の間に外国人別荘数が日本で最も多くなり、その後1918年西武1945年には東急と、東京企業開発参入して一大リゾート地となったまた、海浜避暑地は、宮城県七ヶ浜当時仙台区東方松島一部)において、1888年明治21年)の海水浴場開場および1889年明治22年)からの外国人宣教師らよる別荘建設高山外国人避暑地)が始まりである。これらは東アジア各地から避暑をしに日本に集まる外国人長期滞在対応したのである1933年大倉喜七郎は、北アルプスへの登山きっかけ長野県上高地の地に上高地帝国ホテル開業日本の山リゾート地先駆けとなった近年[いつ?]のリゾート開発大規模な面積要し多大資金長期間計画的な投資を必要とすることから、東武グループ東急西武ヤマハなど、オーナー経営色の強い企業リゾート開発企業体として行ってきた。 1987年昭和62年)、カネ余り内需振興掛け声により総合保養地域整備法リゾート法)が制定され各地地方自治体民間企業組んでリゾート開発計画したが、その後バブル崩壊等もあり、そのほとんどが頓挫し、また大規模年金保養基地グリーンピア)等の公共リゾート失敗あいまってリゾート法後のリゾート開発時代終焉迎えてしまうこととなった。この経緯については総合保養地域整備法の項を参照のこと。

※この「日本におけるリゾート開発」の解説は、「リゾート」の解説の一部です。
「日本におけるリゾート開発」を含む「リゾート」の記事については、「リゾート」の概要を参照ください。

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