新標準艦隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/23 03:36 UTC 版)
新標準艦隊(The New Standard Fleet)は、イギリス海軍の海軍力整備構想。海軍休日明けの無条約時代に向け策定され、第二次世界大戦勃発によって中途で立ち消えとなったが、建造された艦艇には大戦中活躍したものが数多くあり、イギリス建艦史上重要な軍備計画である。
- ^ 条約には参加・調印しており、各種規定の制限は受けている。
- ^ ワシントン条約に基づく主力艦改装だが、基本的に水平防御の強化以外は認められなかった日米英と違い、仏伊については制限トン数の範囲内であれば極端な話何をしても良く、実際にイタリアは主砲口径の増大にまで手をつけている。
- ^ 厳密に言えばエスカレータ条項の適用という手段はあるが、ドイツはベルサイユ条約、仏伊はワシントン条約によりそれぞれ認められた代艦建造の権利を行使しているに過ぎないので、条項適用という「強硬手段」に出るのは無理がある。
- ^ 残10隻はクイーン・エリザベス級5隻、ネルソン級2隻、レナウン級2隻、フッド。
- ^ 内3隻は予備役。
- ^ 内40隻は大型。
- ^ 駆逐艦68隻、水雷艇90隻。
- ^ 大改装済×3、未改装×2
- ^ イギリス海軍は戦力価値上、伊勢型と扶桑型を区別していなかったようである。
- ^ 参考文献では「巡洋戦艦」として扱われている。
- ^ 後に『アーク・ロイヤル』
- ^ 後にアルベマール
- ^ 後にコーンウォール
- ^ 後にマジェスティック級
- ^ 策定時点で『ロイヤル・オーク』はすでに戦没。
- ^ ただし他に多数のCAMシップ・MACシップを改造・就役させている。
- 1 新標準艦隊とは
- 2 新標準艦隊の概要
- 3 大戦の勃発
- 4 顛末
- 5 脚注
- 新標準艦隊のページへのリンク