フィジー_(軽巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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フィジー (軽巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 16:38 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1938年5月30日
進水 1939年5月31日
就役 1940年5月5日
退役
その後 1941年5月22日に戦没
除籍
性能諸元
排水量 満載 10,450トン
全長 169.3 m (555.5 ft)
全幅 18.9 m (62 ft)
吃水 5.0 m (16.5 ft)
機関 ギアード・タービン、4軸推進、72,500 shp
最大速 33ノット(61 km/h)
乗員 730名
兵装 6インチ砲12門
4インチ砲8門
40mmボフォース砲8門
4連装2ポンド砲3基
21インチ魚雷発射管6門

フィジー (HMS Fiji, C58) はイギリス海軍軽巡洋艦クラウン・コロニー級第二次世界大戦において1941年5月22日戦没。

艦歴

1938年5月30日起工。1939年5月31日に進水し、1940年5月5日就役した。

1940年9月1日、ドイツ潜水艦「U32」に雷撃され損傷。

1941年5月、MD4作戦で、地中海艦隊への増援として地中海を通ってアレクサンドリアへ向かう。

5月15日から16日の夜、「フィジー」と軽巡洋艦「グロスター」はクレタ島ヘラクリオンに増援部隊を上陸させた。20日、ドイツ軍がクレタ島に侵攻を開始する。「フィジー」と「グロスター」はアレクサンドリアで補給後、21日7時にクレタ島西方で戦艦「ウォースパイト」、「ヴァリアント」などからなるA1部隊(ローリングス少将)と合流した。22日、「フィジー」と「グロスター」は、ドイツ軍機に撃沈された駆逐艦「グレイハウンド」の生存者救助中の駆逐艦「カンダハー」、「キングストン」の支援に派遣される。しかし、2隻の弾薬欠乏が明らかになり、撤退命令が出されるが、まず「グロスター」に爆弾が命中し沈没、その後「フィジー」も爆撃で撃沈された。

関連項目

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