ブラック・プリンス_(軽巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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ブラック・プリンス (軽巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 16:39 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1939年12月1日
進水 1942年8月27日
就役 1943年11月30日
貸与 ニュージーランド海軍に貸与
(1946年5月25日 - 1961年4月1日)
退役 1962年3月
その後 1962年4月スクラップとして売却
性能諸元
排水量 基準 5,950トン
満載 7,200トン
全長 512 ft (156 m)
全幅 50.5 ft (15.4 m)
吃水 14 ft (4.3 m)
機関 アドミラリティ三胴式重油専焼水管缶
パーソンズ式オール・ギヤードタービン
62,000 shp(46MW)
最大速力 32.25ノット (60 km/h)
航続距離 4,240マイル/16ノット (6,824 km)
乗員 530名
兵装 (竣工時)
5.25インチ連装砲 4基
20mm連装機関砲 6基
2ポンド4連装ポムポム砲 3基
21インチ3連装魚雷発射管 2基

ブラック・プリンス (HMS Black Prince, 81) は、イギリス海軍軽巡洋艦ベローナ級(改ダイドー級)。

艦歴

ハーランド・アンド・ウルフ社で建造。1939年12月1日起工。1942年8月27日進水。1943年11月20日竣工。

就役後、イギリス海峡で活動。1944年4月26日、「ブラック・プリンス」と駆逐艦「アシャンティ」、「アサバスカン」、「ハイダ」、「ヒューロン」はドイツ水雷艇「T24」、「T27」、「T29」と交戦し「T29」を撃沈した。「ブラック・プリンス」には被害はなかった。

また、1944年2月にはソ連に向かうJW57船団を、3月にはソ連から戻るRA57船団を護衛した。

ノルマンディー上陸作戦、南フランスへの上陸作戦(ドラグーン作戦)に参加した後、「ブラック・プリンス」はエーゲ海へ移った。

1944年11月にはインド洋へ移り、日本軍の占領地域への攻撃作戦(アウトフランク作戦、ロブソン作戦レンティル作戦メリディアン作戦)に参加した。戦争末期には沖縄戦や日本本土に対する攻撃作戦にも参加した。

1946年、ニュージーランドに貸与される。1961年にイギリスに返還され、1962年にスクラップとして売却。日本で解体された。




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