新日吉神宮
新日吉神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/19 08:52 UTC 版)
常楽寺の北西ほど近くに新日吉神社(現在の上戸の日枝神社)がある。永暦元年(1160年)、後白河法皇が京都東山に新日吉山王社を祀ったのにともない、河越氏がこの地を新日吉山王社に寄進、新日吉社領河越荘となった。河越重頼は京都の新日吉山王社から分祀してこの地に新日吉神社を創建、以来、河越荘の総鎮守として河越氏一族が崇敬した神社であった。明治時代の神仏分離令で「日枝神社」と名を変えて現在に至っている。(川越市小仙波の日枝神社とは別。) 河越重頼が新日吉神社に奉納した太刀は、川越歴史博物館に所蔵されている。 文応元年(1260年)に河越経重が、新日吉神社に銅鐘を寄進、現在は川越市内の養寿院にある(国の重要文化財)。かつては常楽寺より新日吉神社に鎌倉街道が通っていた。
※この「新日吉神社」の解説は、「常楽寺 (川越市)」の解説の一部です。
「新日吉神社」を含む「常楽寺 (川越市)」の記事については、「常楽寺 (川越市)」の概要を参照ください。
- 新日吉神社のページへのリンク